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すぐに気が付くのは各選挙区ごとの前回投票率と今回投票率の差が10%付近に奇妙
に集中している点です.神奈川県の場合,前回投票率は最低52.98(寒川町),最高
68.15%(山北町)でその差は15.17%の地域差があります.今回投票率では,最
低61.74%(川崎市),73.74%(真鶴町)で地域差は12.00%です.
これに対し,今回投票率と前回投票率の差分はほとんど全域で10%±2%の範囲に
収まっています.これからはみ出すのは,わずかに海老名市の+2.85%,松田町の
+19.42%の2地区があるばかりです.投票率差分の分布を見ると,61地区のうち
85%の52地区の差分は8.03〜10.66%の区間に落ちています.
地区を包括する小選挙区の単位で見ると旭区を含む第6区(7.55%差),海老名市を
含む第13区(7.88%差)の差分がやや10%からの乖離が大きく出ていますが,それ
ですら10%からの乖離の絶対値は6区2.45%,13区2.12%ですから,たかだか
乖離2.5%の範囲にすべての選挙区が入っています.
他府県の投票率の推移(前回と今回の差)を見てみれば,このようなことが全国的に起
こっているのか,それとも神奈川県に限定された事象なのか確認することができます.
私は埼玉県を含む2,3の他府県の選挙管理委員会ではホームページをチェックしてみ
ましたが,このような詳細な数字を出しているところは見当たらず,比較できませんでし
た.どなたか,資料にアクセスできる方の応援を緊急に求めます.