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公設市場のコメ価格センターが26日発表した2005年産米の第3回入札結果は東北、北陸産などの主要銘柄がほぼ出そろったものの軒並み初回上場分での最安値となった。最も高い新潟県魚沼産コシヒカリは前年同期比11.6%安と大幅安。3年ぶりの豊作予想とコメ消費減少による需給緩和の予想が多い。入札制度改革で落札価格が流通市場の実勢に近付いた面もある。
同センターの落札結果はコメの卸間取引の先行指標となる。卸業界には最高級銘柄とされる魚沼コシヒカリにも早めに手当てしようとする動きがなく、今後、卸・小売価格ともに安くなる公算が出てきた。
今回の上場46銘柄(合計5万9256トン)の加重平均落札価格は04年産第3回を3.9%下回る60キロ1万5642円。売れ残り(落札残)は26.3%となり、卸業界の買い意欲の低さを示した。新潟・魚沼産コシヒカリの加重平均落札価格は前年同期比3013円(11.6%)下げ60キロ2万3012円となった。新潟県産米が地区別の区分となった1995年以来の安値を更新した。新潟・一般コシヒカリも同400円(2.1%)安の同1万8300円。 (23:40)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050926AT1J2600Z26092005.html