現在地 HOME > 社会問題1 > 667.html ★阿修羅♪ |
|
滋賀県大津市で開かれていた第13回肢体障害者交流集会は24日、
分科会で討論、交流を深め、二日間の日程を終えて閉会しました。
障害者サービスの費用応益負担を強いる障害者「自立支援」法案を
考える分科会には約50人が参加。声をふり絞って「法案が通れば
作業所に通えなくなる」など、怒りの発言が続きました。
滋賀の男性(55)は、障害基礎年金(一級)8万円と特別障害者手当
26,000円、1万円に満たない作業所での収入。法案が通れば、ヘルパーに
24,000円、作業所に3万円の支払いとなり、「家にとじこもっていた生活に
逆戻りです」と訴え、県内での運動や国会要請行動の経験を話しました。
さらに「ご飯を食べる、トイレに行く、生きることすべてが費用負担だ」
「知らない人は多い。アピールしていこう」という発言や、「『自立支援』法
反対行動でのヘルパー利用はやめてほしいと、市に言われた」という人もありました。
助言の障害者(児)を守る全大阪連絡協議会代表幹事の中内福成さんは
「最大の問題は、障害が重いほど、費用負担も大きくなることです」と指摘しました。
閉会式では、全国肢体障害者運動連絡協議会の市橋博事務局次長が
「『自立支援』法が国会に提案されても、審議日程はぎりぎり。何が起きるか
分からない。最後まで学習し、傍聴し、国民に訴えていこう」と呼びかけました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-25/2005092504_02_2.html