現在地 HOME > 社会問題1 > 611.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 医療費総額、厚労省が7年間計算ミス 実際より年間約670億〜2400億円多い値を出していた(朝日) 投稿者 どん兵衛 日時 2005 年 8 月 24 日 10:44:24)
高齢者医療、自己負担を一部3割に引き上げ検討 厚労省
2005年07月09日09時13分
厚生労働省は年内にまとめる医療制度改革案に、70歳以上の高齢者の窓口負担引き上げを盛り込む方針を固めた。現在は2割負担となっている一定所得以上の人を、現役世代と同じ3割負担とする方向。原則1割負担の人を2割とする案も浮上している。窓口負担が一定額を超えた際に還付される高額療養費制度の上限額も引き上げる方針。ただ負担引き上げには、受診抑制を心配する日本医師会が反対しているほか与党の反発も予想され、曲折がありそうだ。
厚労省は、(1)国民医療費の中で老人医療費の割合が大きくなっている(2)現役世代の負担感が強い――などの点から、高齢者にも負担を求めざるを得ないと判断。一定の負担能力のある2割負担の人については負担増に理解を得られるとみて、現役世代並みの負担を求める考えだ。
さらに同省内では、高齢者の大半を占める1割負担の人についても、2割に引き上げる案が浮上している。原則2割負担、一定所得以上の人を3割負担とした場合、年8000億〜1兆数千億円規模の医療費削減効果があると試算されている。
ただ、一定所得以上の人の負担増に理解を示す与党厚労族議員でも、1割負担の2割への一律の引き上げには、1割負担の介護保険との整合性などを理由に反対論が強いため、調整は難航しそうだ。
一方、高額療養費制度の適用で負担には上限があるため、実際の医療費負担は1割負担の人で実質8%程度、2割負担の人で16%程度にとどまっているとされる。このため、負担限度額についても引き上げを検討している。
厚労省はこの案を、秋に提示する医療制度改革案に盛り込み、来年の通常国会に関連法案を提出する方針。ただ、法案作成までの政府・与党協議で修正を迫られる可能性もある。
〈窓口負担〉 患者が窓口で払う医療費の自己負担は現在、現役世代が3割。70歳以上の高齢者は原則1割だが、様々な控除を受けた後の課税所得が年124万円以上(8月からは同145万円以上)の人は2割となっている。年収換算で夫婦2人世帯で621万円、単身世帯で484万円程度とされ、2割負担の人は02年度で70歳以上の約8%にあたる121万6000人。
http://www.asahi.com/health/news/TKY200507080351.html
開いた口がふさがらない。ヤレヤレ。