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駒大苫小牧で野球部長が部員に暴力
道庁前での優勝報告会も中止
全国高校野球選手権大会で57年ぶりの連覇を達成した駒大苫小牧高校(南北海道代表)の篠原勝昌校長は22日夜、臨時記者会見を開き、野球部長(27)が6月と8月の2回、部員を殴るなどの暴力をふるっていたと発表した。同校は野球部長を謹慎処分とした(中略)
同校などによると、部長は6月2日の朝の練習後、3年生部員1人を練習態度などを理由に平手で顔を3、4発たたいた。部員はあごが外れ、かみ合わせが悪くなったという。
また甲子園入りした後の8月7日にも、宿舎で食事中だった同じ部員を食事の仕方を理由に部屋に呼び出し、スリッパで1回たたいた。暴力をふるった時には香田誉士史監督はその場にいなかったという。
上記は今朝のスポーツ報知に掲載された記事の一部である。テレビ各局もこの記事等を引用し、甲子園優勝校のスキャンダルを大きく報道した。ただ、テレビ報道、特にワイドショー関連のなかには「たったこれだけの暴力行為で祝賀行事がなくなるのはおかしい」などど主張する番組もあり、駒大苫小牧高校への批判というのはどのテレビ報道でもあまりなかったように感じた。
しかし、実は複数の新聞は被害者側の父親のインタビューも掲載しており、それによると
当該、暴力事件において担当教諭が行った暴力行為は、学校側が発表したものとはまったくかけ離れたもので、被害者は数十発殴られたのだという。
この期に及んで事件をまるで「被害者が悪いから指導の一環として軽く叩いた」かのごとき学校側の発表に、甲子園優勝まで学校に配慮して口をつぐんでいた被害者親族は絶対に許せないと怒り心頭だとか。
日本高野連も、暴力行為の内容などで学校側と被害者側の見解があまりに異なることから、学校側に時間をおいて正式な報告書を持参するよう促している。
事と次第によっては、この事件、刑事事件に発展する恐れもあり、またその場合最悪優勝旗返還あるいは来期甲子園出場辞退ということも駒大苫小牧高校にはありうる。
明徳義塾の出場辞退といい、今年の甲子園はどうやら高校野球の闇が世間に知られるきっかけとなった年として記憶されるのかもしれない。
※高校スポーツの不祥事は隠されるのが一般的。運悪く甲子園に出れなかった明徳義塾
http://www.asyura2.com/0505/bd40/msg/539.html