現在地 HOME > 社会問題1 > 582.html ★阿修羅♪ |
|
[YOMIURI ONLINE]'05/07/29 20:06 [社会]
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050729i113.htm
[「謎の金属片」調査委最終報告、報告書の趣旨&警察の対応もまた謎]
全国の道路のガードレールで金属片が見つかった問題で、国土交通省の金属片調査委員会(委員長・元田良孝岩手県立大教授)は29日、金属片は「自動車の接触事故が原因」とする最終報告書をまとめた。
同委員会は全国38,000か所で金属片が見つかったことを受けて、金属片を材質分析した結果、車の部品と断定。今月下旬に実際に車をガードレールに接触させた実証実験でも、継ぎ目やボルトに金属片が付着することを再現した。
同委員会はさらに、道路の点検方法についても、徒歩によるパトロールを増やすなど、道路行政について、歩行者重視への転換を求めている。
元田委員長は「行政の力だけでは限界がある。住民や利用者からの情報を活用する窓口の整備など受け皿作りが必要」と述べた。
[投稿者所見]
1. 報告書の論点が極めて不明快
a. 「道路の点検方法の改善等による歩行者重視の道路行政への転換」が、金属片問題の今後にどのような効用が期待できるかが全く不明快。
b. 「住民や利用者からの情報を活用する窓口の整備」論の具体性が欠けている。
これらについては、漠然とした概念論でなく、具体的な施策を付すべきである。
2. 「金属片問題」の主管省庁はどこか?
この問題は、「自動車専用道路」で発生してきたもので、主管省庁としては、国土交通省でなく、「警察庁」とすることが合理的である。
本件に関して、警察庁が当初から「全く音なしの構え」を通してきたことは、極めて奇異に感じる。
本件に関し、最も至近距離にいる関係者たち(走りたがり屋&車両整備屋等)の多くは、「このことは、警察庁でなく、各警察署がすべての経緯を知っている」としている。