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情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/07/post_7cd1.html
2005.07.04
本紙・山岡自宅、早朝放火される。これは、言論に対する明らかな挑戦だ
●7月3日(日)午前4時過ぎ、灯油状のものが自宅室内に投げ込まれ、発火の模様
日本、しかもこういっては何だが完全な堅気の本紙・山岡に対し、放火という重大な暴力を振るって来るとは想像していなかった。
山岡は自宅マンションで映画を鑑賞していた。すると、玄関ドアの向こう側で誰かが何かゴソゴソやっているようなドアの金属製の響きがした。朝刊の配達かと思い、時計に目をやるとちょうど午前4時過ぎぐらい。朝刊配達(日経新聞)のいつもの時間帯からすると早過ぎると一瞬思ったものの、無視し、再び映画画面に見入ろうとしていた。
まさにその時、「ドン!ドン!」とドア越しに大きな金属音がし、驚いた山岡は玄関の様子を見に行った。次の瞬間、山岡の目に飛び込んだのは、アスファルトに灯油を撒いて火をつけると一瞬、できような直径1M高さ1・5Mほどの炎の柱だった。その瞬間、まさかとは思ったが「やりやがったな!」と思った。
すぐさま、台所に行き、ナベに水を入れて撒こうと引っ帰したが、その時にはもう有毒ガス特有の黒い煙が立ち上り部屋中に充満しようとしていた。
そこで身の危険を感じた山岡は、ベランダに出、隣のベランダ、さらにもう1つ先のべランダに乗り移り、ガラス戸を叩いて火事を知らせ、室内に入れていただき、一緒にその男性の部屋玄関から出て事なきを得た。
ほどなくパトカー、2台の消防車が到着。消防ホースで水を撒き沈下した。
●犯人は誰の意を受けて動いたのか?
それにしても、なぜ、よりによって本紙・山岡の自宅放火なのか?
思い当たるところは複数ある。
例えば、ある分野では世界的な企業絡みで、右翼関係者から「記事を止めれないか!」との電話があったことがある。これに対し、記事の内容には絶対の自信を持っているし、公益性も高く、止めなければならない正当な理由はないので拒否していたところ、彼らが出す新聞で誹謗中傷記事を書かれたこともあった。その他、複数のカルト的団体絡み、大手消費者金融関連等など……。
ただ、一つだけハッキリしていることがある。
それは、本紙・山岡は一貫して客観的に見て不正を正す側に組し、また、正当な原稿料以外、金銭は一銭も得ていないという事実だ。もちろん、山岡とてかすみを食って生きていくわけにはいかない。だが、「日々、食べれればそれで十部で、後は好きな報道をやる。青臭い意見と人は笑うかもしれないが、どうせこの世に生まれて来たのなら、少しでも社会のために」との思いでやっていたつもりだ。
ところで、武富士盗聴事件の際にも痛感したことだが、当局の取調べは半端ではなく、当然ながら、逆に犯人を捕まえるための私への事情聴取において、私自身も、丸裸にされるだろう。プライベート面で恨みを飼うことはないか、金銭トラブルはないか……。
自信を持って言わせていただくが、これは決して個人的なトラブルではない。明らかに、「記事を書くな!」との山岡に対する「警告」だと思っている。
だが、私はこんなことでは怯むつもりはない。今後も取材、執筆は変わらず続けるつもりだ。
もう自宅はとても住める状況でなく、万一の身の危険も考え、いま某ホテルにて、何とか焼けずに済んだパソコンを持ち込み、意地でこの記事を書いている。遅くなってしまったが……。
今後も他の大手が書かない、書けないことを徹底して追及するし、一方、放火した犯人には、当局とも協力して必ずしかるべき責任を取ってもらうつもりだ。