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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050626-00000048-mai-sociより引用
<ゲーム業界>「有害」ソフト、未成年への販売を自主規制へ
残虐性を理由に神奈川県がプレイステーション2用ソフト「グランド・セフト・オート3」を県青少年保護育成条例の「有害図書」に指定したのを受け、ソニー・コンピュータエンタテインメントやマイクロソフト、任天堂など主要ハードメーカーが未成年へのゲームソフトの販売を自主規制することを検討している。18歳以上推奨としているゲームを販売する際、購入者に身分証提示を義務付ける案などが検討されており、公的な規制強化の流れに業界全体で対応する構えだ。
自主規制案については、ゲームメーカーなどでつくる業界団体「コンピュータエンターテインメント協会」の流通委員会(委員長、小松清志・コーエー社長)がソフトメーカーや販売店と検討している。あるメーカーは「販売規制に関するルールは必要だが、ゲームの表現の裁量は、業界に委ねてほしい」と言う。
2月14日に大阪府寝屋川市の小学校で起きた教職員殺傷事件で、容疑者の少年がゾンビを倒すアクションゲームに熱中していたと報じられてから、各自治体でゲーム規制の動きが出てきた。神奈川県の松沢成文知事が3月の定例会見で残虐な表現があるゲームの規制方針を表明、石原慎太郎東京都知事も「結構な提案」と賛同している。愛知県ではパソコンソフトについて業界団体の審査基準に基づいて有害図書指定できるよう条例を改正し、7月に施行。大阪府でも同様の条例改正案を9月議会に提案する予定だ。【河村成浩】
(毎日新聞) - 6月26日23時28分更新