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JMM [Japan Mail Media]  「行方不明者との再会」  冷泉彰彦 
http://www.asyura2.com/0502/social1/msg/484.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 25 日 14:52:21: ogcGl0q1DMbpk

                              2005年6月25日発行
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JMM [Japan Mail Media]                No.328 Saturday Edition
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                        http://ryumurakami.jmm.co.jp/
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▼INDEX▼

  ■ 『from 911/USAレポート』 第204回
    「行方不明者との再会」

 ■ 冷泉彰彦   :作家(米国ニュージャージー州在住)


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 ■ 『from 911/USAレポート』 第204回
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「行方不明者との再会」

 以前にもこの欄でご紹介した「逃げた花嫁」ジェニファー・ウィルバンクスの事件
は、その後もメディアの関心は収まりません。結婚式の直前に失踪して、それを誘拐
されたと偽装した事件でした。散々捜査当局を振り回した結果、本人が現れてみたら
狂言だった、というわけで「解決」直後のメディアは彼女に対して相当辛口でした。

 ですが、いかにも人の良さそうな「フィアンセ」が常に寄り添って「僕は君を守る
し、結婚についてはゆっくり考えよう」とやるものですから、だんだん風向きが変
わってきたのです。ウィルバンクス自身も、精神科医のリハビリを受けたり、捜索費
用の補償問題にメドがついたりして、落ち着いてきたこともあるのでしょう、最近で
はTVへ出演することも多くなってきました。

 要するに、フィアンセの家が「立派」で結婚式に600人もの客を招待していた、
そんな家に「嫁ぐ」のが急に怖くなったというのが現時点でのストーリーですが、そ
れが何となく社会に受け入れられたということなのでしょう。最近では、この一連の
物語を映画化する権利が50万ドルで売れたとか、本にもなるとかいった形で、柔ら
かい芸能番組の話題になりつつあります。

 それにしても、最近のアメリカのメディアは、こうした「失踪」といいますか、行
方不明の事件を取り上げることが目立ちます。「逃げた花嫁」事件の次にニュースの
時間を占拠しているのは、ベネズエラ沖のリゾートである蘭領アルーバでの「キャサ
リン・ホールウェイ失踪事件」です。

 高校の卒業記念旅行でアラバマからこの島に来ていたホールウェイという18歳の
女性が行方不明になったのは、5月の30日ですからかれこれ3週間以上が経過して
います。この間、アメリカの主要なメディアは、毎日この赤道直下の島に張り付いて
おり、その動静がニュースのトップになっています。

 アルーバといえば、観光がほとんど唯一の産業ということで、その評判が悪くなっ
ては大変と、島の人々は必死です。島中を捜索するボランティアの人海戦術や、必死
になって毎日メディア対応をしている検察のスポークスウーマンが、アメリカのTV
には毎日のように登場しています。その懸命な、しかしどこか「ゆっくりした雰囲気」
がTVとしては不思議に「絵になる」ようなのです。

 ですが、捜査は迷走して、当初は容疑者と思われて拘束された若い男性グループが
釈放されてみたり、今日(23日)には、ホールウェイを「最後に見た」と証言して
いる判事が容疑者として逮捕されています。判事の息子に漠然とした容疑があるので
父親を拘束して調べているらしいのですが、真相は分かりません。ただ、TVはいつ
までも熱心に追っているのです。前回のウィルバンクス事件で「花嫁誘拐」などと大
げさに取り上げてみて、結果が狂言だったというのも教訓になっていないと言わざる
を得ません。

 考えてみれば、失踪事件に対するTVの扱いはここのところ異常です。この二つの
事件だけでなく、ロッキー山中のキャンプから行方不明になったボーイスカウトの少
年の事件(結局、遺体で見つかりましたが)や、今週は、私の住むニュージャージー
のキャムデン市で、黒人とヒスパニックの小さな男の子3人組が不明になっている事
件が取り上げられるなど、とにかくTVのニュースといえば「不明者の捜索風景」と
いう事態が続いているのです。

 勿論、TVのニュースにおける「対象の選択」というのは、それ自体が世論操作に
近い行為にもなり得ます。この間、深刻さを増しているイラク情勢を扱う代わりに、
「失踪事件」のニュースで時間を埋めている、そんな見方もできるでしょう。ですが、
真相はそれほど悪意ではないのではないでしょうか。今のアメリカの世論は、もうイ
ラクには関心がないのです。

 ゲリラ戦での米兵やイラク兵の犠牲者数は、どんどん増えているのですが、それが
「出口戦略うんぬん」というようなホットな議論になるわけでもありません。「死亡」
のニュースにマヒしてしまっている、ということもありますが、政治課題にはならな
い雰囲気なのです。TV各社も、イラクから「大変です」とレポートしても、視聴者
に「またか」と思われるだけ、ということで、勢い扱いが小さくなってしまうような
のです。

 そんなニュースの時間を埋めるために、では、どうして「失踪事件」なのでしょう。
行方不明者の家族が「無事を信じて捜索活動に感謝する」必死の姿が感動を呼ぶのは
何故なのでしょう。TVの前の人々は、自分たちが幸福で、家族の顔ぶれが揃ってい
て、それで「行方不明者」を出している家族の不幸に同情する余裕がある、そんな構
図なのでしょうか。

 そうではないのだと思います。今のアメリカの家族には、どこかで「誰かが欠けて
いる」という感覚があるのではないでしょうか。離婚や死別もそうですが、家を出て
戻らぬ子供、音信不通になった兄弟、一緒に暮らしていても何かが欠けたような冷や
やかな関係・・・「行方不明者」への過剰なまでの関心は、そうした「欠落感」が背
景にあるように思えてなりません。

 例えば、ウィルバンクス事件がそうです。「ヒスパニック系の男」に誘拐されたら
しい彼女を探して必死になる婚約者、その両親、そして人海戦術で彼女を探していた
警察やボランティアの人々、そうした人たちの映像は強い共感を呼ぶのです。ですか
ら発見されて「狂言」だと分かると、一転して彼女に怒りが向かったのです。そして、
今度は、「逃げた花嫁」にもそれなりの事情があり、それでも婚約した者同士、何と
かやり直そうとしているのだと知ると、理解を示すのですが、それもこれも、世論が
漠然とした「欠落感」を投影しているのだと言えるのでしょう。

 北朝鮮への「逃亡兵」チャールズ・ジェンキンス氏のノース・カロライナへの里帰
りは、こうした雰囲気の中での事件だったと言えるのでしょう。確かにジェンキンス
氏の場合は、敵軍への寝返りであり、しかも謀略放送に加担して他の米兵に逃亡を呼
びかけるなど、アメリカ流の「軍の常識」からすれば、完全に裏切り者ということに
なります。今回の帰郷に当たっても、ジェンキンス氏に対する世論の視線には冷たい
ものもありました。

 ですが、最終的に帰郷が無事に終わったのは、「行方不明者との再会」というシー
ンに弱い、現在のアメリカの世相があったのだと思います。勿論、日本とは違って、
この事件は扱いも大きくありませんでしたし、そもそも良く知られているエピソード
ではありません。ですが、そうではあっても、いつものアメリカならば「裏切り者」
として指弾してもおかしくないケースに関して、これだけ穏便に済んだというのは、
そんな時代背景があったからだと思います。決して「北朝鮮での苦労で最初の過ちと
相殺された」などという理解をアメリカの世論がしているわけではありません。

 報道の姿勢としては、AP電がやはり代表的で、最初にジェンキンス氏の「謝罪」
を大きく紹介していました。

「私のせいで戦友を死に至らしめました。私のせいで米軍とそしてアメリカ政府を窮
地に立たせてしまいました。そして何よりも私のせいで、アメリカに残された家族に
は大変な思いをさせてしまいました」"I let my soldiers down. I let the U.S.
Army down. I let the government down, and I made it very difficult for my
family in the United States to live," Jenkins said.

 既に刑に服した後ということもありますが、それでも英語でこれだけの謝罪という
のは異例であり、ある種の説得力があったと思います。APの書き方では、「満月の
中ダラス空港に下り立った東京発の便から降りてきた一行は、一言も発しないままバ
ンに乗り込んだ」などとやや演出をしてジェンキンス氏の「恭順」姿勢を強調してい
ました。

 その後には、母親との再会を果たしたこと、そして妻のひとみさんが拉致された人
物であって、同様に日本から北朝鮮に連れ去られた人間が他にもいることなども紹介
していました。淡々とした書き方の中に、ジェンキンス氏一家が今は日本を居所とし
て定めていること、そして母親との再会が感動的であったことなどは、しっかり書い
てありました。

 興味深かったのは、故郷で再会を果たした旧友とのエピソードです。マイケル・ク
ーク氏というその人は、自身がベトナム戦争に従軍しており、ジェンキンス氏の行動
に対しては微妙な立場だったというのですが、とにかく2時間みっちり話し込んだの
だといいます。「大昔の電話帳を持ってきましてね。昔の友達の消息を確認していっ
たのです。難しい話をする時間はありませんでした。謝罪、という局面もなかったな」
というクーク氏のコメントを紹介することで、ジェンキンス氏に対する微妙な世論に
よる「許し」を作っていくような記事でした。

 少し違うのは、地元紙の『シャーロット・オブザーバー』の記事でした。こちらは
「レポーターが日本からぞろぞろやってきた」ことをメインに据えての記事で、要す
るに、アメリカでは「逃亡兵が謝罪しつつ母親との再会を許された」というジェンキ
ンス氏のストーリーなのに、日本のメディアでは「困難を乗り越えた夫婦愛のストー
リー」で、むしろ「主役はひとみ夫人」という扱いだ、という「違い」を強調した記
事でした。

 記事の中では、日本のマスコミ関係者が、このシャーロットの地方紙の取材に対し
て「我々に取っては、これはひとみさんの物語なんですよ」とか「今回の帰郷へ厳し
い視線があるなんて、来て初めて知りました」などと話しているコメントが、その人
たちの実名入りで出ていた、不思議な記事でした。

 記事の中では、ひとみ夫人の母親が同時に拉致されたようで、今も不明なままだと
いうようなエピソードも紹介されていましたから、別に「日本=異質」というような
興味本位の姿勢でもないのですが、とにかく地元のメディアとしては、突如として日
本から大報道陣が現れて、しかも自分たちとは全く違う姿勢で報道していたことに、
ただひたすら驚いたということなのでしょう。

 私としては、故郷で見たジェンキンス氏の表情が生き生きとしていて、日本での一
連の報道の際に見せていた表情とは別人のようだったのが印象的でした。各方面の政
治的な思惑の中で、激しい駆け引きを生き抜いてきた一家ですが、とにもかくにも、
今回の帰郷によって時間と空間を越えた「欠落」を埋めることができたのは事実なの
でしょう。タイミング的に、アメリカの世相も味方をしたようです。

 ジェンキンス氏の問題も「解決」しただけでなく、ここへ来て北朝鮮問題は、外交
的な進展が出てきそうな気配です。ですが、日本の場合は、この拉致の問題が出てき
たことから、ナショナリズムに火がついて、対北朝鮮だけでなく、対中国や、対韓国
の関係もおかしくなりました。ですが、その全てを小泉政治や、ブッシュの陰謀で済
ませることは出来ないと思います。

 日本ということでは、最近評判になっている三浦展氏の『ファスト風土化する日本』
という本を読む機会がありました。高速道路網のおかげで日本全国が東京と結びつけ
られ、ファーストフードやショッピングセンターのある画一化された風景になる。そ
こでは、伝統的な町並みや、コミュニティの人間関係が破壊されて、社会が不安定に
なる。その結果、コミュニケーション力のない沈滞した若者が生まれ、右傾化や犯罪
の温床になる、という暗澹たるストーリーです。

 私個人としては、日本に帰国するたびに、東京以外の関西や北関東の様子などを見
ていることから、一つ一つが実感できる指摘ではありました。80年代から90年代
のバブルの絶頂期には6年ほど中国地方に住んでいたものですから、テーマパークや
コンサートホールなどの「ハコモノ」にカネが流れる中で、コミュニティが何かを
失っていった実感があり、その後のエピソードとしての「ファスト風土」化というの
もよく分かります。一見すると豊かに見える、国道沿いの商業地区も、ある種の欠落
感を抱えているのでしょう。

 ただ、この本全体としてはあまり愉快な感じがしませんでした。まず、東京の視点
からそこまで「地方」を全否定するような見方自体が「コミュニケーション」として
納得が行きませんでした。それに「地方の画一化が問題」という指摘は正しいにして
も、これに対する処方箋が「吉祥寺」や「下北沢」の文化というのでは、応用が利か
ないと思ったのです。画一化から脱する方法は、地方の個性に「誇り」を与えること
であり、またその誇りが「古さ」ではなく時代に合った合理的な新しさでなくてはな
らないと考えている私には物足りない感じがしました。

 ただ、沈滞する地方がナショナリズムの温床になっているという指摘は無視できな
いと思います。例えば、今回の「竹島騒動」の発端になった地方は、東京中心の文化
の中で忘れ去られた島や、その周辺で漁業を営む人々の情念が背景にあるのだと思い
ます。誇りを奪われ続け、忘れ去られるぐらいなら、隣国との緊張が高まって「国境」
として防衛関連のカネと仕事が来れば、そのような邪心も出てしまうぐらい欠落感が
激しいのでは、そんな見方もできるのかもしれません。

 考えてみれば、アメリカのストーリーは日本の「地方」とも重なって見えます。9
11のショックが地元ではなく、距離的に離れた中西部でナショナリズムが燃え上が
る形の反応となったこと、それがイラク戦争への支持や、ブッシュ再選へのエネルギ
ーになったこと、その背景には、時代の変化に取り残され、若者や子供たちに去られ
た人々の欠落感があること、そんなことをこの欄でお話してきましたが、その中には
日本で起きていることと重なる部分がありそうです。

 アメリカの欠落感は、そもそもナショナリズムの情念が遠く離れた中央アジアや中
東での暴力に転化しているという不思議な距離感がありました。ただ、イラク情勢の
閉塞感から「行方不明者との再会」などというドラマに関心を向ける逃避に至り、い
わば無害化されつつあるようです。ですが、日本の場合は、欠落感から出発したナ
ショナリズムが、遠隔地ではなく「隣国との国境」を不安定なものにさせています。
アメリカの方が罪深いとすれば、日本のこの流れは危険度が高いのだと思います。

 更に言えば、アメリカの場合は、地方には広大な自然が残っています。農業という
地に足のついた産業が、まだまだ主要産業として、いや世界一の生産性を誇りながら
成立しています。その意味で、自然が人心を癒すことの薄い、また農業に誇りを感じ
にくい日本の地方の方が苦しさがあるのかもしれません。ただ、アメリカの農業もB
SEの危険を直視する真剣味に欠ける一方で、遺伝子組み換え作物の安全確認も怠り
がちですから、退廃の兆候がないわけではありません。

 一方で、国の中での距離感という観点で見ますと、アメリカの場合は広大すぎる国
土が、中西部の人々に「取り残され感」を与えているとも言えます。その点、日本の
場合には、物理的な距離の近さという点に希望があります。個性的なコミュニティを
成功させれば都会から地方に人が移動することも可能でしょうし、ユニークな商品を
立ち上げれば地方から都会にモノを持ち込むのは比較的簡単ではないでしょうか。

 いずれにしても、都市と地方の問題、家族の崩壊の問題、産業構造の転換の問題が、
多元連立方程式のような形で、人々の心に欠落感を与えているのでしょう。そんな中
で、40年前の電話帳を繰りながら記憶の欠落を埋めていった、ジェンキンス氏と友
人のクーク氏の「2時間」の話が、静かに報道されたことには意味があると思います。
一部の冷ややかな視線はともかくとして、その「再会」を見守ったコミュニティには、
何らかの力が残っていると思うからです。

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『ファスト風土化する日本 〜郊外化とその病理』 三浦展・著/洋泉社新書y
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896918479/jmm05-22
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冷泉彰彦(れいぜい・あきひこ)
作家。米ラトガース大学講師。1959年東京生まれ。東京大学文学部、コロンビア
大学大学院(修士)卒。著書に『9・11(セプテンバー・イレブンス) あの日か
らアメリカ人の心はどう変わったか』、訳書に『プレイグラウンド』(共に小学館)
などがある。最新刊『メジャーリーグの愛され方』(NHK出版生活人新書)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140881496/jmm05-22
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JMM [Japan Mail Media]                No.328 Saturday Edition
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                   独自配信:106,154部
                   まぐまぐ: 19,202部
                   melma! : 8,818部
                   発行部数:134,174部(6月20日現在)

【WEB】    http://ryumurakami.jmm.co.jp/
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【発行】 有限会社 村上龍事務所
【編集】 村上龍
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