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プロレス界は協会が分裂したため、廃業せざるを得ない所まで出ている。角界とて、苦しいのである。ビジネスとして成り立っていくのは大変なんだ。貴ノ花はそういう苦労も背負っている。大企業がスポンサーにある訳ではない。読売部屋とか、朝日部屋とかいうのなら、貴ノ花もまだ楽だろうが、相撲はパリーグみたいなものだ。パリーグはセリーグと対戦することで、活況を取り戻したが、角界も改革しなければ、いつか近鉄やプロレス界の後を追うことになる。今までやってこれたのは、安定した制度だったからではないだろう。今のままでは、年金ではないが、先細りなのだ。一生の仕事・職業として見た場合、決して割に合うビジネスではない。関取で食べていける人はわずかである。幕内力士が出なければ、協会から一人あたり7万円しか補助が出ないのだそうだ。これでは食べていけない。貴ノ花もそれは分かっているから色々考えているのだと思う。逆に今まで興行危機について、相撲部屋の経営苦について問題にならなかったことがおかしいのだと思うし、親方の経営努力だけでは限界に来ているのではないか。国技という割には、財政・経営面での問題があまりにもおざなりにされすぎていたのではないか?いくら関取とて収入がなければ、餓死するしかないのである。