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(回答先: 解決策は、ホリスティック医療の広範にして制度的な普及ではないでしょうか? 投稿者 都会暮らし 日時 2005 年 5 月 30 日 16:50:11)
都会暮らしさんの考えは「正論」です、どこにも間違いはありません。
しかし、正しいものが採用され、いずれ正しい方向に行くという保障はありません。
この世は力学で成り立ってますから、正しいとか理想的なとかは二の次です。
既得権というものが一度できてしまうと、それが少々間違っていようと元に戻すことは極めて困難です。特に医師会というのは、とんでもない圧力団体になってしまっていて、実際、この圧力が機能しないならば、医師の収入は平均値として数分の一位だったろうと思います。中でも武見会長時代の医師会のやり方が一番問題だということに異論はないでしょう。健康保険の診療報酬という制度も手直しではなく、一度ゼロに戻すくらいのことをしない限り歪みは是正されませんよ。
話を戻して、そうして既得権をどんどんと拡大していったのが医師会であり、医療の世界です。ホリスティク医療という本来の自然に即した考え方がやっと認知され始めてきましたが、あくまでも「亜流」の扱いです。対症療法と不要な外科手術、それに薬害と、今日の医療は馬脚を現しているにも関わらず、医師という免許さえあれば「診療報酬という打ち出の小槌」を使うことができるわけで、この旨味は計り知れません。まさに、腕の悪い医師が儲かるという皮肉な結果となっています。
いずれにせよ、打ち出の小槌と同じ便利な仕組みができてしまった以上、医師会は潰せません。医師の多くが勘違いしているのは「有能だから高額所得者、社会にとって有益だから特権階級」の二点ではないでしょうか?無能とは言いませんが、圧力団体を機能させ、再分配を大きく歪めたという意味で、正当な報酬では有り得ません。保険診療というものを悪用してしまったのが医師会です。まぁ、これは医療業界だけの話ではなく、政治や行政が国民の側から制度化されるのではなく、力の大きな者の方を向いてしまっているという悲劇の一つではあります。とはいえ、放置してよいという話ではないことは確かです。どなたか潰してください。一度地均しをして、国民主権が言葉どおりに機能する日本になって欲しいものです。