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高速道路が無駄、地方と都会の交通状況の格差、一部地域では一般道と高速の利便性に差が無い・・・などの論点はおかしい。
多分、便利になるであろう交通手段の多様化は、どんな地域でも必要論くらいあるだろう。
でも、そんな要求に全て応えられるわけが無い。
なんたってこの国には「莫大な借金」がある!
自営業やサラリーマン、労働者から経営者まで、皆まじめに働いてバカ高い税金を納めて!さらにバカ高い高速道路料金まで取られている!
なぜ道路の一つや二つ増やせないんだ?
一体あれだけ払ってきた金は何処へ消えたんだ?
高速道路の通行料収入は年間2兆円以上!
さすが諸外国より8倍強もの通行料収入!!
90年代、バブルがはじけて効率性が重視される中、道路行政だけが高コスト。
工事区間はどんどん短く高く切り売りされて、舗装業者が増え続ける。
しかもコネだけで健全な競争が無い。
その結果、1メートル当りの建設費が100万円以上する場所まである。
14000キロメートルの整備は、87年の第4次全国総合開発計画で決定した。
この計画は「国土審議会(衆参議員15人と他30人)」で審議され、そのまま閣議決定されて、国会での審議も議決もされていない。
国民不在の計画ってやつだ。
族議員の言い分なんて全部蹴っても良い。
日本の高速道路で諸外国に比べて一番高いのは「管理費」だ!
道路管理費3千億円は全て60余のファミリー企業に委託している。
事実上、競争入札がなされていない官僚の天下り先の優良待遇企業だ!
借金は道路公団に押し付けて、黒字のうまみは天下り先が持っていく!
それじゃあ通行料をいくら上げても新しい道路の採算なんてとれやしない!
そんな経営状態なのに、道路公団は自分達にしか利用できない何十億もする保養施設や、土地資産を800箇所近く持っていて、更にひと月69万円のお抱え運転手を650人以上も雇っている。
同じ社員数の某企業は運転手を6人しか雇っていない。
そんな結果が40兆円以上の借金を生み出し、流通コストを上げ、日本経済の首を絞め続けている!
道路を作るのが悪いんじゃない。
ちゃんとまともに仕事をしてるんなら高給取っても文句は無い。
だけどよ、こんな大失態やらかして、責任とるどころか高給を貰い続けて、まだ怠慢経営続けてるアホがいる。
普通の会社なら潰れるよな?
でも国の事業だから潰れない。
政治家、官僚、経営責任者の全員の責任を問いただしてもいいんじゃねえか?