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@「勝手に死んだわけじゃない」 30日に自殺防止シンポ(アサヒコム)
2005年05月29日12時18分
自殺防止の活動を続ける各地の民間団体が30日午後4時から、東京・永田町の参議院議員会館第一会議室でシンポジウムを開く。活動報告のほか、夫を自殺でなくした女性らが体験を語る。
体験を語るのは茨城県在住の南部節子さん。横浜市内に単身赴任していた夫の攻一さん(58)が昨年2月、電車に飛び込み、自殺した。
従業員約20人のプラント設計会社のグループリーダーだった。
はね飛ばされ、遺体は線路脇の池に落ちていたという。遺品の中から出てきた、水でふやけた住所録の裏側に遺書らしき言葉が書かれていた。
《仕事ができない。全くできない。どうしようもない。なんでか分かりません。どんどん遅れて全くできません》
「ごめんなさい」と20回近く、「あかん」と4度、書き連ねていた。
悲しみと自責の思いにうちひしがれていたが、周囲には「病死」と伝えた。「なんでうそをつくの」と子どもに問われ、転機になった。
日本の自殺の多さは異常だ。弱い人間が勝手に死んだわけじゃない。追いつめられたのだ。社会問題としてとらえないと、自分と同じ思いをする人は減らない――。
「自殺予防につながるなら」と講演の打診を引き受けた。「お父さんは何も悪いことはしていない」。ちゅうちょしたが氏名も明かしてマイクを握ることにした。
◇
シンポはNPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」が企画。自殺防止の電話相談や遺族のケアを続ける東京や大阪の団体関係者、弁護士、公衆衛生の専門家らが日頃の活動について報告し、国が本腰で自殺予防に取り組むよう訴える提言を出す。
参加申し込みはライフリンク(090・7815・7320)へ。
http://www.asahi.com/life/update/0529/003.html?t
職場の仲間と愚痴が言い合えるような人間関係、労働組合を作れるような仲間が職場にいるかどうか、それが課題なんでしょうね。たたかわないと、資本の自由は労働者の地獄ですね。