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かつて、65歳以上の高齢者医療は無料でした。
話し相手のいない老人や家の居心地の悪い老人は病院に集い、同年代の老人達と話しに花を咲かせていました。
健康状態にさほど問題がなくても、無料ですから、耳が遠くなれば耳鼻科、かすみ目で眼科、腰痛で整形外科といった具合に、複数の科にかかり、医者もその流れにのり、さほど必要のない薬を大量に出して、懐を潤していました。
健康保険制度を破綻へと導く行動だったと言っても良いでしょう。
高齢者医療は、定額制になり、そして1割負担に改正されました。
その途端に、病院を訪れる老人が減ったという現実があります。
それでも尚、高齢者医療費は国民医療費の3分の1、年間役約11兆円にも達します。
15年後には80兆円にもなるといわれています。
老人保健は、組合健康保険、国民健康保険、政府管掌保険、共済組合保険などの機関からの拠出金で賄われています。
ある意味では
名前を変えた税金だといえるでしょう。