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http://www.zakzak.co.jp/top/2005_04/t2005042815.html
高校生の就職率は改善したけど、契約や派遣が増え…
今春卒業した高校生の就職率は前年より1.7ポイント改善したものの、正社員以外の契約社員や派遣など期限付きの雇用が0.5ポイント増えたことが、28日までの日本高等学校教職員組合(日高教)の調査で分かった。
日高教は「就職、進学をあきらめたフリーター、ニート(若年無業者)の予備層も1割近くおり、深刻な状態」としている。
調査は日高教の組織がある全国の高校のうち、31道府県467校の約8万人の高校生を対象に、進路指導担当の教諭から集約した。
調査によると、就職率は男子が93.2%、女子が87.0%で全体では90.6%。契約社員やパート、派遣、請負など正社員以外で、期間の定めのある雇用を「不安定雇用」と定義して調査した結果、前年の3.3%から3.8%に増加した。
「派遣や請負が急増。嫌でも就職しないと就職口がない」(愛知)、「請負業が増えているが、最低賃金の求人」(秋田)、「パート雇用が増え、高校生の正社員枠が減っている」(和歌山)など、進路指導の担当者から現状を心配する声が寄せられた。
フリーターやニートになる可能性があるとみられる「就職・進学以外」という項目の高校生は9.4%だった。
ZAKZAK 2005/04/28