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<渡辺恒雄氏>巨人会長就任内定 わずか10カ月で返り咲き (毎日新聞)
昨年8月にプロ野球・巨人オーナーを辞任した読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長(79)が、7日開かれた読売巨人軍の決算取締役会で球団の代表取締役会長への就任が内定、わずか10カ月で球団トップに返り咲くことになった。23日の株主総会で正式決定する。
渡辺氏は球団広報を通じてコメントを発表し、「巨人軍は歴史的な危機を迎えている。グループ各社の強力な支援態勢を確立するため巨人軍の経営に復帰、参画することにした」と球界への復帰理由を説明。オーナー辞任以降、同グループ本社会長ながら、球団取締役会に出席できない状況にあり、「この不正常な関係を解消する必要もあった」と付け加えている。
「球団現場の最高指揮権、プロ野球機構に対する代表権は、これまで通り滝鼻(卓雄)オーナーにある」としたうえで、「旧知の各球団首脳の方々とも、球界改革について親しく話し合いたい」と表明、球界改革に意欲を示した。
渡辺氏は96年12月にオーナー就任。球界再編問題で揺れるさなかの昨年8月13日、巨人スカウトがドラフトで獲得を目指していた明大(当時)の一場靖弘投手(22)=現楽天=に交通費など約200万円を渡す不正があったとし、オーナーを引責辞任した。【田中義郎】
◇反面教師にして
▽スポーツライターの玉木正之さんの話 ただただあきれ返っている。渡辺氏は新聞を売るために巨人を利用しているだけで、こうしたやり方は今のスポーツ界では成り立たない。チームの人気をなくさせた張本人と言え、そんな人物を会長に復帰させる読売新聞社は哀れだ。「たかが選手が」と発言するような渡辺氏を反面教師とし、野球界全体が良い方向に向かってほしい。
▽オリックス・小泉隆司球団社長 詳しくは分からないが、球界復帰はうれしいことだ。(球界改革について)前向きに話し合っていきたい。
▽ヤクルト・倉島今朝徳専務取締役連盟担当 他チームのことだから、何もコメント出来ない。(チームも球界も)こういう時期だから、戻って来られたのでしょう。
▽楽天・米田純球団代表 経験などが豊富な方なので、球界の改革がより良い方向に進み、それが加速するなら、良いことだと思います。
▽中日・西川順之助球団社長 (渡辺氏は)野球に情熱を持っていられる方だし、巨人には強くなってもらわないと。陣頭指揮に立っていただくのが良いし、巨人は球界の盟主なので、球界全体としてもその力を出してもらいたい。
▽横浜・山中正竹球団専務 ご本人がどういう理由で再登場されるのか、直接聞いていたなのでコメントのしようがない。世間的には野球界は何なんだ、と思うだろう。世間的にはマイナスになるのではないか。(意見交換をしたいという話がきたらどうするか、との問いに)私のところに話は来ないでしょう。
▽日本ハム・小嶋武士球団オーナー代行 大歓迎です。球界発展のために指導力を発揮していただきたい。
▽ロッテ・瀬戸山隆三球団代表 巨人に喝を入れるということでしょうか。球界での経験の長い方だけに(復帰は)心強い限りだ。これからもいろいろとご指導をいただきたい。
▽阪神・牧田俊洋球団社長 基本的には他球団の人事なので、コメントする立場にない。巨人の立て直しという面では、ライバルとして球界を盛り上げたいので頑張ってほしいと思う。球界再編に関しては、小委員会やワーキンググループで阪神の考え方は述べてきた。渡辺さんが会長になっても、方向性が変わることはない。
▽西武・星野好男オーナー代行兼社長 オーナーはそのままで、会長になられたわけでしょ。(職掌が)どうなるか分からないのでコメントのしようがないですね。(球界の各種問題について)その辺も含めて、(渡辺会長が)オーナー会議に出るかも分からないし、私たちが(コメントを)言うことは差し控えさせていただきたい。
[毎日新聞6月7日]
http://news.www.infoseek.co.jp/sports/story.html?q=07mainichiF0608m059&cat=2
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