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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050605id22.htm
EU憲法国民投票で造反、仏元首相を党指導部から排除
【パリ=島崎雅夫】フランスの最大野党・社会党は4日、パリ市内で全国会議を開き、欧州連合(EU)憲法を支持した党の決定に反して、5月末の国民投票で反対票を投じた党ナンバー2のファビウス元首相らを党指導部から排除することを決定した。
党分裂の危機が一層深まりそうだ。
元首相の排除は、党員投票で決定。オランド第1書記は「党の統一維持」を理由に党指導部の刷新を図ったと説明した。ファビウス元首相も保守政権打倒に向けた「党の結束」を尊重する姿勢を示したが、「自らの立場に忠実であり続ける」ことも強調した。
社会党の亀裂は、昨年12月、EU憲法をめぐって表面化。党指導部はEU憲法賛成を決めたが、ファビウス元首相らは「競争原理に基づく自由主義経済を加速する」として反対した。
社会党支持者の約6割が反対票を投じたことが、仏でのEU憲法批准否決の大きな要因となり、指導部らの責任を追及する声が高まっていた。
(2005年6月5日22時29分 読売新聞)
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