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衆院郵政民営化特別委員会は3日午前、民主、社民両党を含めた全党による初めての質疑を行った。郵政民営化関連法案反対を明言している自民党の野田聖子・元郵政相が質問に立ち、小泉首相と対決した。
野田氏は「首相が(日本郵政)公社が駄目だという信念なら、なぜ首相の時に公社化法を通したのか」などと首相の姿勢を批判した。首相は「与野党は圧倒的に民営化に反対だったので、そこは政治家として我慢のしどころだった」と述べ、日本郵政公社を作ったことは本意でなかったとの考えを示した。
野田氏は、政府が民営化のデメリットをきちんと説明していないなどと指摘し、「公社を民営化して、どうなるかまったく理想が見えてこない。そういう中でこれを進めることは非常に戸惑いとためらいがある」と述べて質疑を終えた。
野田氏に先立つ自民党の園田博之氏との質疑で、首相は法案について「与野党反対論が強い中で法案を出すことはかなりまれな例だが、今国会中に成立を期したい」と述べた。さらに法案成立に向け、「異常な決意であることを認める」と強調した。
民主党の小沢鋭仁氏が、郵政民営化関連法案が非現実的だと批判して「首相はドン・キホーテだ」と指摘すると、首相は「実は私はドン・キホーテが好きだ。小泉は先見の明があったな、という郵政民営化にしたい」と述べた。
(2005年6月3日13時50分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050603it05.htm
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