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憂楽帳:
9条
かつてGHQ(連合国軍総司令部)スタッフとして日本国憲法の起草に携わったベアテ・シロタ・ゴードンさんの講演を聞いた時「今の憲法は『押し付け』と言われるが、間違いです。人は他人に、自分のものより良いものは押し付けないでしょう。日本の憲法は米国の憲法より良いから」との言葉が印象に残った。で、考えた。
憲法改正が必要な理由の一つに、日本人自らの手で憲法を書くべきだというのがある。だが、誰がつくったかより「日本人にとってなお良いものかどうか」が大事だろう。焦点の9条(戦争の放棄)については「国際情勢に合わなくなって良くない」との声が大きくなってきた。確かに、紛争を収め維持するのに武力が用いられた。国連も「軍」を認める。が「武力による平和」がおびただしい数の命を犠牲にしてきたのも事実。イラクのことは、記すまでもない。
武装した人間が理性的に行動できるか、歴史と現実が物語る。だから「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」との戒めを緩めて大丈夫か不安になる。【広田勝己】
毎日新聞 2005年6月3日 13時13分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050603k0000e070072000c.html
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