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支那婆ウソツキの巻。
http://blog.goo.ne.jp/takkie0516/d/20050524
支那婆の帰国は、小泉首相の発言が原因だったと支那が言い始めた。きっと、昨日のわたしのブログのエントリーを読んだに違いない（笑）。
支那の各地で反日デモが起きたのは、日本が歴史認識を改めないから。日本大使館や領事館や日本企業や日本人が襲撃されたのも、日本が歴史認識を改めないから。支那婆が『緊急公務』を理由に日本に帰国したのも日本が歴史認識を改めないから。そうなんである。支那にとっておもしろくないありとあらゆる問題は、支那のご機嫌を損ねる日本がすべて悪いということなのである。そらえろうすんまへんでんな。はいはい。そのうち、支那が元の切り上げをしなければならなくなるのも、支那の北西部で砂漠化が進んでいくのも、歴史認識を改めない日本がぜ〜んぶ悪いということでんな（笑）。
支那のホンネがどこにあるかは別にして、とりあえずは、支那の言い分を聞いてみよう。産経新聞の報道によると、支那婆が急遽帰国したのは次のような理由によるという。『中国外務省の孔泉報道官は二十三日深夜、談話を発表し、呉儀副首相の訪日期間中に、日本の指導者が連続して靖国神社参拝問題で中日関係改善に不利になる言論を行ったとし、「中国側はこれに強い不満を感じている」と述べた。呉副首相が同日突然、小泉純一郎首相との会談をキャンセルして帰国した理由を強く示唆したものだ』。実は、支那がこのような動きを見せる前兆は、前日の人民日報の記事にあった（すみません、見落としていました）。
人民日報は、支那外務省の孔泉報道局長が会見で記者の質問に答えて、次のように語ったと伝えている。『中国政府は中日関係を強く重視し、その改善と発展のため、たゆまぬ努力を続けている。呉儀副総理の今回の訪日は、この点を十分に示すものだった。遺憾なのは、呉儀副総理の訪日中、日本の指導者が靖国参拝問題について、中日関係の改善にマイナスとなる発言を繰り返したことだ。中国はこれをとても不満に感じている』。ほほぅ。『支那が中日関係を強く重視し、その改善と発展のためたゆまぬ努力を続けている』という出鱈目発言へのツッコミはいまはやめておくが、すでに昨夜の段階で、支那は『呉儀副総理の今回の訪日は、この点（註：支那の対日重視政策）を十分に示すものだった』と、『過去形』を用いながら、支那の意図を日本が踏みにじったと述べていたわけだ。その後に出された孔泉談話は、会見での発言を追認した形となった。
だが、靖国神社を問題視したと会見で述べたうえに、さらに深夜になって同趣旨の談話を支那が発表するのを知って、わたしは昨日とは逆に、小泉発言を支那婆の帰国理由に挙げていることを、なんとなく胡散臭く思い始めている。もしも、支那のいうように小泉首相の靖国神社参拝が問題であるのなら、昨日わたしが書いたように、支那婆が小泉首相との直接対決を避けてトンヅラしたと思われるのは、まったく逆効果ではないのか。『緊急の公務』だと嘘をついて支那婆をそそくさと帰国させるのではなく、それよりもむしろ、『靖国神社を礼賛し歴史認識を改めようとしない小泉首相とは会談してもまったく無意味アルヨ！あたしは帰るアルヨ！』と堂々と宣言して堂々と帰国したほうが、日本の朝野に向けてはずっとインパクトがあったはずだ。なにしろ、あっち系媚支那派は、支那様にご奉仕するために、支那婆の一挙手一投足を注視申し上げていたんだから。
この小泉発言＝帰国理由を言い出したのにあわせて、支那は、当初『支那婆に緊急の公務があったから帰国させた』と主張していたのを否定し始めている。この点について、孔泉はぬけぬけと『わたしは緊急の公務があったとは言っていない』と述べているが、孔泉が言わなくても支那婆の随行員がそう言ったのならば、その時点での支那の公式の立場はそういうことだったのだ。つまり、孔泉発言と孔泉談話は誰がどう考えても、あまりにへたくそな嘘丸出しなのである。だいいち、支那婆帰国理由として、『緊急の公務があったとは言っていない』というへたくそな嘘を新たに、しかも急につき始めるということは、決して格好の良い話ではない。それでもなお、小泉発言を『後付け』で援用するために支那はこういう嘘をつかねばならなかったわけだ。
支那婆の帰国の真の理由はわからない。今後、支那は、支那婆の本当の帰国の理由がどこにあるにせよ、一貫して支那婆が帰国したのは小泉発言が理由だと、言い張るに違いないからだ。しかし、国際慣例上の無礼という国家としての非常識さを内外にアピールしただけでなく、日本の対支感情をこれまで以上に悪化させるというマイナスと、日本を堂々と非難するのではなく『緊急の公務』を理由に首脳会談をドタキャンし、しかも後付けで小泉発言が理由だったと言い直して『緊急の公務とは言ってないアルヨ』と嘘をつくことで支那が得られるベネフィットとを比べれば、あまりに割が合わないのではないか。ましてや、支那婆は『満足だった』と述べて帰国したというのだから。昨晩からの支那の行動は支那の立場を悪化させこそすれ、決して改善するものではない。
支那にいったい何が起きているのか。浅学非才のわたしにはわからない。だが、恥をかくのを承知で嘘をつかねばならないだけの国内的事情が、支那にはあった。そして、国内的事情を理由にドタキャンしても外交的にはぜんぜん構わないと思われているのが日本という国なのである。
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