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井上ひさしさん、鎌倉市長に抗議へ 講演会の後援撤回で(朝日)
http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY200505230259.html
2005年05月23日19時12分
6月に神奈川県鎌倉市内で開かれる「鎌倉・九条の会」の発足記念講演会について、同市がいったん名義後援を決定しながら取り消した。これに抗議して、呼びかけ人の作家井上ひさしさんらが26日、石渡徳一市長と面談し、取り消しの撤回を求める。
同会によると、昨年6月に平和憲法を守ろう、と井上さん、哲学者の梅原猛さん、作家の大江健三郎さんら9人により「九条の会」が結成された。この動きを受けて鎌倉在住の井上さん、経済評論家の内橋克人さん、医師なだいなださんが呼びかけて「鎌倉・九条の会」を6月10日に正式発足させる。記念講演会には元首相夫人の三木睦子さんも参加する。
鎌倉市は全国に先駆けて58年に平和都市宣言をしていることもあり、同会は講演会の後援を3月16日に市に申し込み、同29日に決定された。ところが市は4月28日付で決定を取り消し、5月2日に配達証明郵便で会に送った。会は取り消しの決定文を市に返し、市が保管している。
市は後援取り消しの理由を「市後援取り扱い指針の後援除外規定である『宗教性または政治性を含むもの』にあたる」と決定文で説明。同会は「憲法には公務員が憲法を尊重し擁護する義務が規定されている。行政が1カ月もしないで後援を取り消すのは異常で納得できない」と反論しており、井上さんは言論集会の自由など憲法にのっとって抗議し、取り消しの撤回を求めるという。
http://www.asahi.com/politics/update/0520/012.html
「鎌倉・九条の会」発足記念講演会の後援撤回 鎌倉市
2005年05月20日19時27分
作家井上ひさしさんらが来月、神奈川県鎌倉市で開く「鎌倉・九条の会」の発足記念講演会について、同市が行事の名義後援をいったん承認しながら、取り消していたことがわかった。
同会によると、昨年6月に平和憲法を守ろうと井上さんや哲学者の梅原猛さん、作家の大江健三郎さんら9人により「九条の会」が結成された。その後、鎌倉在住の井上さん、経済評論家の内橋克人さん、医師なだいなださんが呼びかけて「鎌倉・九条の会」を今年6月10日に正式に発足させることになった。
鎌倉市は1958年、全国に先駆けて平和都市宣言もしており、同会は3月16日、市に後援を申し込み、同月29日にいったん承認された。だが、市は4月28日付で後援を撤回。5月2日、後援を取り消す配達証明郵便を送った。
市教委は「一般的な憲法についての講演会であれば問題はない。護憲、改憲の議論があり、その後の調査から政治性を含むので後援は適当でないと判断した」と説明する。同会は「憲法には公務員が憲法を尊重し擁護する義務が規定されている。行政が1カ月もしないで後援を取り消すのは納得できない」としている。
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