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選挙・政治ニュース
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石原慎太郎・東京都知事(72)が、10月に行われる予定の衆院統一補選で、東京4区から出馬するとの情報が浮上した。自民党ベテラン議員が「ポスト小泉」に担ぎ出そうと都知事の国政復帰を画策しており、永田町では「7月の都議選で石原人気が健在なら現実味を帯びる」の声も。石原知事にとって首相の座に就くには、年齢的にもこのタイミングがラストチャンス。“ウルトラC”が飛び出すか注目される。
今年3月に中西一善・前自民党衆院議員が東京・六本木の路上で女性に抱きつくなどして、強制わいせつの現行犯で逮捕され、辞職した。しかし、東京4区は選挙無効訴訟が係争中で4月の統一補選は見送られた。その訴訟が夏にも最高裁で判決が出る見通しとなり、10月23日に補選が実施される可能性が高まった。
この東京4区補選で、超特大のサプライズが起きそうな気配が漂い始めている。現在、自民党は候補者を探し、民主党は比例で復活当選した同選挙区の宇佐美登氏がくら替え出馬を検討中。だが、永田町で第3の名前としてささやかれているのが、現職都知事「石原慎太郎出馬」だ。
東京4区は元々、石原氏の衆院議員時代の地盤。現在も同区選出の都議は石原シンパががっちりと固めており、出馬となれば当選は確実。知事は都政2期目。10年ぶりの国政復帰が浮上したのは、残り任期が2年(07年4月まで)を切り、都政に「飽き始めている」(関係者)こともあるが、もっと大きなシナリオが隠されている。
永田町関係者によると、来年9月に小泉純一郎首相の任期が切れた後、「石原首相」誕生が約束されているというのだ。
「ポスト小泉」争いは、安倍晋三・自民党幹事長代理が最有力とされ、党内の若手を中心に支持を集めている。だが、「安倍首相誕生」で困るのは亀井静香元政調会長や、平沼赳夫、麻生太郎各氏ら「中2階」組。50歳の安倍氏が首相に就任すれば、ベテラン議員の首相への道は閉ざされるからだ。
そこで、世代交代も進まず、総理待望論が根強い石原知事の担ぎ出しに動き始めた格好。「中心は亀井派だが、献金問題でバラバラになった旧橋本派も関心を示している」(永田町関係者)。さらに補選に無所属で出馬することで、首班指名の際に民主党からも支持を取り付けようという計算もあるという。
仮に郵政民営化法案が廃案に追い込まれれば、8月以降に解散の可能性もあるが、その場合でも郵政反対派が結集し、石原知事の国政復帰、首相就任を後押しするとみられる。
石原知事は現在72歳。9月30日が誕生日で仮に来年10月1日に首相に就任した場合、就任時の年齢は歴代で3番目に高い74歳となる。周辺は「年齢的にも首相を目指すには最後のチャンス。小泉首相に代わる顔として、7月の都議選で十分な存在感を示すようなら、決断する可能性はゼロではない」と話している。
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