現在地 HOME > 政治・選挙・NHK9 > 666.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: あの戦争で死んだのは、無益な犠牲です 投稿者 有島実篤 日時 2005 年 5 月 20 日 17:25:10)
戦争は無駄な行為です。
国益の為に命を落とすという事は本末転倒なのです。
戦争は国家が国民を手段としてしか考えていないという証拠なのです。
「いや、国民の方がお国の為に喜んで死んでいったのだ。」という人がいるかも知れません。
しかし、その場合の「お国の為に」ってどのような内容があるでしょうか?
国民の命を犠牲にしてまで勝ち取らないといけない「お国の利益」とは何なのでしょうか?
極めて曖昧なのです。
日本は戦争に敗れた。
しかし、戦後繁栄した。
あの戦争があっても繁栄したのです。
戦争をしなかったらもっと繁栄していたのではないか?
と思いませんか?
だから、どう考えても戦争は「お国のため」にならなかったのです。
にも関わらず「お国のために」というその精神性だけを尊いものと考えるのです。
こういう無内容なものに対する信仰が戦争では称揚されるのです。
侵略戦争を戦って死んだ兵士は無駄死にどころか中国や朝鮮の人々から憎まれるという災いを我々にもたらしたのです。
大変迷惑な話であり、命令に従わないワケには行かなかったという言い方は欺瞞です。
自分は大丈夫ではないかと思いながら侵略戦争に加担し朝鮮人や中国人を殺した人々が多くいた事は事実です。
国家犯罪に加担したのです。
侵略兵士もまた犯罪者であるという事です。
そんな犯罪者を祀りあげている靖国神社は犯罪を犯罪として捉えず「お国の為に尊い犠牲を払ってくれた。」と感謝する被害国からみたら実に腹立たしい施設なのです。
やられた側からもの事は見るべきです。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK9掲示板