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@ODA、国際基準で増額 国連改革にらみ政府方針(アサヒコム)
2005年05月18日20時46分
政府は06年以降、政府の途上国援助(ODA)を国際基準ベースで増額する方針を固めた。国連が充実を求め、安保理常任理事国入りの尺度ともしているためだ。日本への返却分を免除することで支出額と回収額の差し引きである「実績額」をかさ上げしたり、財政投融資を積み増したりする。ただ、一般会計のODA予算の増額は財務省が認めておらず、来年度予算編成での焦点となる。
国連は先進国に対して、国際基準でみたODAの総額を、15年までに国民総所得(GNI)比0.7%に引き上げるよう促している。
国連が採用している国際基準は、一般会計のODA予算に財政投融資などによる円借款も加えた支出額から、日本への返済額を差し引いた「実績額」。この基準でみると、日本の04年(暫定値)のODAは88億5900万ドルで、同年のGNI比でわずか0.19%だ。
しかも、主要国が前年比で軒並み2ケタ増とするなか、日本は0.2%減。4年連続で前年を下回った。
常任理事国入りをめざす外務省は財務省に増額を働きかけ、財務省も「一般会計の増額を意味するものではない」との条件つきで国際基準での増額を受け入れた。ただ、外務省も15年までにGNI比0.7%に引き上げることは不可能として、現在の倍である0.4%程度にすることを念頭に取り組む方針だ。
具体策としては、政府内には過去の円借款による債務を免除する案が浮上している。免除に伴って生じる遅延損害金と利息分も新たにODAに算入できるからだ。財政投融資を活用し、円借款を増やす案もある。ともに一般会計の増額につながらない。
外務省は、さらに6年連続で減額が続いている一般会計のODA(05年度7862億円)についても増額を求めている。ただ、財務省は「財政は危機的状況で、無理なのは明らか」(関係者)と応じていない。
http://www.asahi.com/politics/update/0518/004.html?t
これじゃあ偽善の度も超してますね。「途上国援助」なんてもう言わないでほしいですね。
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