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(回答先: そうですね 投稿者 ×× 日時 2005 年 5 月 08 日 14:35:38)
ベトナムはかつて、フィリピン、インドネシアを結ぶ三角貿易の拠点として栄えた通商
国家だった。
海外に進出し、商業や貿易業で活躍しているアジア系の人達として中国系の「華僑」、イ
ンド系の「印僑」、そしてベトナム系の「越僑」は東南アジアでは「三僑」と呼ばれ、
ベトナム商人は「世界の五大商人」の中国商人やインド商人にも引けを取らない商売上手
で有名だ。アメリカとの戦争が無ければ、ベトナムは東南アジアの金融センターとして機
能していただろう。
しかしベトナム戦争で失ったものを彼らは今、自分達の力で取り返しつつある。言っちゃ
何だが、彼らは日本人や韓国人以上に勤勉だ。
越僑は16〜17世紀に、ベトナム産の「安南焼」と呼ばれる陶器を大量に日本に輸出し
ていた。それと同じように、今はたくさんのベトナム商社マンが日本との貿易の為に日本
で生活している。「在日ベトナム人は亡命者だけ」なんて言うのは、20年前の話だ。
これから、アジア経済の焦点は「南」に移る。
朝鮮半島とその周辺だけがアジアだ、なんて考えていたら取り残されるよ。
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