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NHK 政治部 VS 社会部 「海老沢チルドレン」と「レジスタンス」 (週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/0502/senkyo9/msg/411.html
投稿者 外野 日時 2005 年 5 月 02 日 00:49:43: XZP4hFjFHTtWY

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「週刊ポスト」2005.05.06-13号

 NHK 政治部 VS 社会部
 「海老沢チルドレン」と「レジスタンス」

 NHKは8人の理事全員を一新。橋本元一新会長は、受信料の支払い拒否の増加に歯止めをかけようと、旧海老沢体制払拭のアピールに大わらわだ。
「政治部出身で政治家との関係も深かった海老沢さんの時代とは異なり、永田町の顔色をうかがって原稿を書くこともなくなったし、局内の空気も変わった。海老沢さんはもちろん、他の退任した理事の関連会社への天下りや退職金の拠出をやめろという組合の要求にも、橋本会長は前向きです」(NHK社会部記者)
 海老沢色の後退を象徴するように、政治部出身の新理事は4人から1人に減り、対する社会部は久々に理事を1人、送り出した。
 …(略)…
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朝日新聞すらも社としては梯子を外した格好となったNHKの長井チーフプロデューサーの勇気ある告発。その後の報道は途絶え、彼の努力は無に帰したのかと危惧していた。が、この記事が確かなら芽は順調に育っていることになる。

海老沢会長が演じた世の中の動向とは乖離した多くの醜態は、事実をそのままに進言する人間が周りにいなかったからではないかと思われる。
事実というのは、自分にとって都合のよいものばかりであるはずがない。今度の件では長井氏が扱った事例の性質から、多くの人は拒否感を持ったことは十分察せられるが、長井氏が主張したことは、そんな個別の表明の自由ではなかったはず。その意味でも、彼と海老沢会長との結末のコントラストは際立っている。
個別の事例の拒否感から個人の表明の自由を否定すれば、それは各自にとってそのときどきにほんとうに必要な情報の封殺にもつながる。

とはいえ、次の言葉も僕には大げさには思えない。

<マスメディアの規模と機能の全容に迫ることなく、単に記者や情報消費者個人の「良心」に期待をつなぐような半端なメディア論がいまなお横行しているけれども、現実のメディア状況に手もなく裏切られ、蹴散らされいるだけである。良心や善意は、巨大システムのなかに容易に溶けていくのである。エンツェンスベルガーのいう「子供だまし」の議論は依然、果てることなくつづいている。(『不安の世紀』辺見庸著)>

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