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1喝たぬき
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[ワシントン 26日 ロイター] ジョハンズ米農務長官は26日、今週東京で開催されている日米BSE(牛海綿状脳症)専門家会合について、米国産牛肉の日本への輸出再開に一歩近付かせる、との見通しを示した。
BSE(牛海綿状脳症)とは、どのような感染症なのか?厚生労働省のWebSite、「牛海綿状脳症(BSE)関係」ホームページ(Q&Aなど)と感染症情報センターのWebSiteに出ている情報をまとめた。詳しく知りたい方は各々のWebSiteをみてほしい。
BSEは、Prion と呼ばれる異常蛋白質が感染源病原体となる感染症である。Prionが原因となるプリオン病は、プリオン蛋白が中枢神経系に蓄積し、不可逆的な致死性神経障害を生ずる。プリオン病は、クロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt‐Jakob disease)、クールー、ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー症候群、致死性家族性不眠症などがある。 クールーはニューギニアの高地に住むFore 族に年間1%の高率で発症していた疾患であり、葬儀で死者の脳を食することにより感染していた。BSEは、新変異型CJD(new variant Creutzfeldt‐Jakob disease, vCJD)ともよばれている。BSEは2002 年5 月までに英国で122 名報告されており、今後の推移予測には数千から数万台 の幅がある。vCJD のリスクをふまえ、わが国では2001 年3月より英国、アイルランド、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ポルトガル、ベルギー、オランダ、イタリアに1980 年以降、通算6カ月以上の滞在歴を有する人の献血は受け付けないことになっている。
プリオン病の病因は、神経細胞表面にある正常プリオン蛋白が異常構造体へ変換後、異常プリオン蛋白の蓄積が生じ、神経細胞が変性した結果であると言われている。プリオン蛋白は正常型プリオン蛋白と、異常感染型プリオン蛋白に分類されている。異常感染型プリオン蛋白が集積して核となり、正常プリオン蛋白が異常感染型プリオン蛋白へ構造的な変換をおこし、この構造変換によってプリオン蛋白は病原性と伝達性を獲得する。
日米は、月齢20月未満の牛肉輸入再開で昨年10月に合意したが、輸入再開には、現行の全頭検査の緩和を日本政府から独立した食品安全委員会が決めねばならず、手続きに時間がかかっている。USAは20月未満の牛肉だけでなく、30月未満の牛肉輸入解禁もせまる方針。この問題は難しいが、このままUSAの牛肉輸入再開をしても消費者が買うであろうか?方法としては日本でUSAから輸入された牛肉の全頭検査をし検査代金を牛肉の値段に上乗せすることだ。無論、その場合にUSAから圧力がかかるのは間違いがない。
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