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拉致被害者の家族会、救う会、拉致議連の主催する集会が、東京で開かれた。各紙の記事を読み比べてみた。
読売は3段見出し、本文80行、、朝日1段見出し9行。ちなみに北海道新聞は3段見出し、写真付で本文50行、赤旗は1段見出し9行。
興味を引いたのは、北海道新聞では横田めぐみさんの弟拓也さんが「官邸が姉の娘キム・へギョンちゃんの訪日を計画しているという情報があるが、横田家が求めるのは被害者全員の帰国。政府は安易なことをしないでほしい」と注文をつけたと報じているのに対し、読売は「『一刻も早く助け出して』と言う姉の声が聞こえるようだ」とし、先の発言には触れていないことである。
「一刻も早く助けたい」のか、「全員の帰国まで待て」と言うのか、そこが知りたい。先にめぐみさんの両親を孫キム・へギョンちゃんに会わせる話が持ち上がったときも、ぶち壊してしまったのは日本側だったように記憶しているからである。
もう一つ、北海道新聞が蓮池さん夫妻ら帰国した5人は姿を見せなかったとしているが、読売は全く触れていない。
この集会とは直接関係ないが、蓮池透さんが家族会の事務局長を降りたとかいう記事も、朝日で読んだ気がするが読売は報道していない。
「北朝鮮への『制裁』を声高に叫んで、日本国内の世論に受けようとする人が増えましたが、北朝鮮国内の拉致被害者をどのように救出するのかは、誰も考えていない。そのことに危惧を覚えます」(『週刊現代』3月12日号)と言う蓮池透さんの言葉が気にかかるのである。
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