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(回答先: 反日デモ情勢 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 14 日 21:27:32)
中国反日デモ:
封じ込めの中、暴動再発 公安当局に衝撃
【北京・飯田和郎】中国当局は16日、その威信をかけて各地で予告された反日デモの封じ込めに乗り出したものの、中国最大の経済都市・上海で初の反日デモが実施され、一部参加者が日本総領事館前に乱入、投石するなどの暴動に発展した。先週末、北京の日本大使館前で行われた「破壊行動」が上海でも再演された形で、日中関係がさらに冷却化するのは間違いない。中国の国際的信用も大きく損なわれるのは確実で、胡錦濤指導部は厳しい局面に立たされている。
上海でのデモ行進を、市当局が許可したかどうかはわかっていない。ただ、公安当局もある程度、デモ実施を想定していた可能性が高い。しかし、次第に膨れ上がった群衆の一部が暴徒化し、警察の抑制が利かなかったことに、公安当局は衝撃を受けている模様だ。
特に、中国国内で最も在留邦人が多く、日本製品と接する機会が多い上海での初の大規模デモ、さらには暴力行為だけに、その影響は計り知れない。
上海市公安局は前日の15日、市民の携帯電話にメールを送り、過激なデモ参加を禁じる呼びかけをしていた。無許可デモへの参加を禁じる通達は、北京などでも出されており、胡錦濤指導部の意向が働いたとみられていた。
16日に再演された過激デモは、これら通達が「無視」されたといえ、デモの頻発は反日機運の中国全土で高まりを示すとともに、指導部の統治能力への疑問につながる可能性もある。
中国公安当局によると、4月以降の反日デモなどで拘束された者の中には、若年失業者や農民も含まれていた。日本の歴史教科書問題や国連安保理常任理事国入りなどをきっかけにした反日機運が、国内で広がる貧富の格差などがもたらした社会不満、指導部不満へと、容易に結びつく中国社会の実相を示したといえる。上海の動きはこの週末、さらに中国各地に飛び火する可能性が高くなった。
毎日新聞 2005年4月16日 11時30分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050416k0000e030039000c.html
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