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(回答先: 反日デモ情勢 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 14 日 21:27:32)
上海で初めての反日デモ、経済面での影響も憂慮
発信:2005/04/16(土) 14:33:54
上海で反日デモが16日、実施された。今回の一連の反日デモ及び関連の騒動の中で、上海が動いたのは初めて。同日午前、2000人規模のデモ隊が日本製品ボイコットなどを訴えて市内を行進、日本総領事館に達した。市公安当局は行進を黙認したともいわれている。デモ隊の一部は日本料理店の看板やガラスを破壊、総領事館への投石を行った。
9日に北京で大規模な反日デモが行われて以来、中国の反日サイトにおける書き込みの量も激増していた。その中の書き込みには、上海人以外から「上海人はなぜ立ち上がらないのか?」という激しい文言も見えた。9日以来の中国各地の動きの中で、上海だけは比較的冷静な対応をしていたことでも知られていた。
13日から15日にかけて、16−17日、特に17日の日本の町村信孝・外相が日中外相会談のために訪中するのを契機に再びデモを行うという呼びかけがあり、これに呼応する形で、上海市民からの反日サイトなどにおける書き込みが頻繁になった。
「上海人はなぜ立ち上がらないのか?」との書き込みに対して、やはり別の上海人以外からは、「上海は特殊であり、立ち上がるのは不可能」との書き込みも見えるなど、中国国内でも、当初は、上海でデモが行われる可能性は小さいとする見方が多数を占めていた。
多くの日本企業も進出しており、また、経済的な発展も著しく、対外的な開放度合いも強い上海は、あらゆる意味で、日本との接触も頻繁で、反日機運がもともと希薄な地域ともされていたことも、上海におけるデモの可能性を低めていた。
さらに、反日サイトでも、過剰な行動を制止することが求められ始めたこと、北京や上海でも、無許可のデモや関連の活動を違法行為として罪を問うという強い姿勢が見られたことで、今回の反日行動も下火になるとも考えられていた。実際、北京では、現地時間16日13日現在、厳戒態勢が敷かれ、大規模な活動は見られないという。
現実に、上海でも反日デモが起こったことで、政治都市と考えられる北京でデモが行われた以上に、特に経済面で、今回の反日行動が影響を与えることになるとの見方が、日本でも多くなってきているようだ。(編集担当:鈴木義純)
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