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【朝日新聞社説】 2005年04月06日
「つくる会」こんな教科書でいいのか
http://www.asyura2.com/0502/senkyo9/msg/152.html(阿修羅内)
http://www.asahi.com/paper/editorial20050406.html(朝日HP)
【産経新聞主張】 2005年04月07日
教科書問題 驚かされた朝日新聞社説
http://www.asyura2.com/0502/senkyo9/msg/168.html(阿修羅内)
http://www.sankei.co.jp/news/050407/morning/editoria.htm(産経HP)
【朝日新聞社説】 2005年04月08日
産経社説 こちらこそ驚いた
http://www.asyura2.com/0502/senkyo9/msg/168.html(阿修羅内)
http://www.asahi.com/paper/editorial20050408.html(朝日HP)
【産経新聞主張】 2005年04月09日
朝日社説 本質そらしてはいけない
朝日新聞の八日付社説「こちらこそ驚いた」には、重ねて驚かされた。例によって論点をすり替え、疑問に答えていないからだ。
この問題は、朝日が六日付社説「こんな教科書でいいのか」で、検定に合格した八社の中学歴史・公民教科書の中から、新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶桑社の教科書だけを取り上げ、集中的に批判したことから始まった。産経は七日付主張「驚かされた朝日新聞社説」で、「特定の教科書を排除し、自由な言論を封殺する」と朝日を批判した。
これに対し、八日付朝日社説は「検定はできるだけ控えめにすべきだ」「教科書は多様な方がよい」としたうえで、「それでも、『つくる会』の歴史教科書を取り上げて批判したのは、やはり教室で使うにはふさわしくない、と考えざるをえなかったからだ」と従来の主張を繰り返した。
多様な教科書が必要だとすることと、特定教科書を排除することは矛盾する。朝日はいつから二重基準を持つようになったのか。
日本の教科書は中国や韓国の国定教科書と違い、複数の教科書の中から、各地の教育委員がふさわしいと判断する教科書を選ぶ仕組みである。多くの選択肢が保障されていることに、日本の教科書採択制度の本質がある。
また、八日付朝日社説は、産経の平成十年一月九日付主張を取り上げ、「自らがかかわっている教科書を自社の紙面で宣伝してきたと言われても仕方あるまい」と書いている。完全な事実誤認であり、読者のために朝日が指摘した問題に答えたい。
当初は、産経が教科書を発行し、扶桑社が発売する予定だったが、十一年の旧文部省の指導で、発行と発売が扶桑社に一本化された。それ以降、産経は教科書の編集に一切かかわっていない。詳しい経緯は別掲の通りだ。
朝日は今年一月、NHK番組が政治家の圧力で改変されたと報じた問題でも、明らかに論点をすり替えた。
問題の本質は、特定の教科書が気に入らないからといって、それを排除しようとすることは、自由な言論を保障した民主主義のルールに反しないかという点だ。朝日は論点すり替えで、もうこれ以上、驚かさないでほしい。
http://www.sankei.co.jp/news/050409/morning/editoria.htm
【朝日新聞社説】 2005年04月10日
産経社説 「封殺」の意味をご存じか
教科書問題についての朝日新聞社説に対して、産経新聞は9日の社説で再び批判した。その主張は、要するにこういうことである。
朝日社説が「新しい歴史教科書をつくる会」主導の教科書だけを取り上げて批判するのは、特定の教科書を排除し、自由な言論を封殺するものだ。「教科書は多様な方がよい」という朝日の主張とも矛盾するではないか――。
重ねての筋違いな批判には驚くしかない。もう一度だけ反論しておきたい。
検定に合格した8社の中学歴史教科書の中で、私たちが「つくる会」主導の扶桑社版を批判したのは、この教科書が日本の歴史の光の面を強調しながら、影の部分をおざなりにしており、その落差が他社の教科書に比べてあまりにも際だっていると考えるからだ。
検定に合格させるなとか、販売をやめろと主張したわけではない。問題があると判断して、論評しただけである。それが、なぜ「言論の封殺」になるのか。封殺という言葉の意味をご存じなのかと疑いたくなる。
多様な教科書を望むことと矛盾する、というのも奇妙な論法である。教科書は多様な方がよい、ということは、どんな内容でも批判が許されない、ということではない。
産経社説は、一社だけを批判するのは自由な言論を封殺するものだという。しかし、数ある新聞の中で朝日新聞をしばしば集中的に批判してきたのは、ほかならぬ産経新聞や同社の月刊誌「正論」ではないか。それでも私たちは「言論の封殺」などと思ったことはない。
朝日社説が産経新聞について「自らがかかわっている教科書を自社の紙面で宣伝してきたと言われても仕方あるまい」と書いたことに対し、産経社説は「完全な事実誤認」と反論した。
当初は産経新聞が教科書を発行し、扶桑社が発売する予定だったが、その後、扶桑社に一本化されたという。それはそうかもしれないが、産経新聞は同じフジサンケイグループに属する扶桑社の株主ではないか。当初の経緯からも「かかわり」がないとは言えまい。
6日の産経新聞は、特集面で慰安婦、南京事件などの項目ごとに出版社の名をあげて問題点を指摘した。その一方で扶桑社版の記述については評価ばかりだ。これは立派な後押しではないか。
http://www.asahi.com/paper/editorial20050410.html
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