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飲酒議員:
国会延長議決の衆院本会議で問題に
「本会議場に赤ら顔で酒気を帯びて入ってきた与党議員がいる」−−。今国会の会期延長を議決した17日夜の衆院本会議で反対討論に立った社民党の阿部知子政審会長が一部の自民党議員が「酒気帯び登院」したと批判、民主、社民両党が記名投票を約30分にわたり拒否するというハプニングがあった。
阿部氏は討論で「(酒気帯び議員は)即刻退席してほしい」と訴え、議場は騒然となった。両党議員は抗議し採決に応じなかったが、河野洋平議長が投票を再三促し「あと10分以内で投票しないと棄権とみなす」と通告したため投票した。
衆院では1948年、当時の泉山三六蔵相(故人)が国会内で飲酒し、泥酔して女性議員の体に触れる事件が発生。「議員は酒気を帯びて議場に入ることを厳禁すべし」という「議場内粛正に関する決議」を可決したことがある。
民主党は酒気帯び登院したとする議員の懲罰動議を同日夜、河野議長に提出。逆に自民党は別の民主党議員も酒気帯び登院したとする動議を出して対抗するなど、飲酒論争は尾を引きそうだ。【平元英治】
毎日新聞 2005年6月18日 0時44分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20050618k0000m010145000c.html
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