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(回答先: 人権擁護法案は実質的にネット規制法案ではないのか 言論の自由は侵せないが「人権」乱用で言論を縛る恐れ 投稿者 TORA 日時 2005 年 6 月 17 日 13:03:43)
そもそも、「人権」とはなんぞや、と言う議論からするべきでしょう。少なくとも「人権法案」において、現段階で問題になっていることなんぞは、枝葉末節かもしれません。
どこの国籍を持とうとも「基本的人権」は守られる。ゆえに「基本的」であり「人」権なんでしょう。
ところが、人権侵害の名の下に、あらゆる言論を縛る。これは縛るほうが「人権侵害」ですよね。ただ、「人権法案」に反対している勢力を眺めていると、「保守勢力」と言われる人が目立つような気がする。そう「人権侵害」を主張して「左翼」が保守の意見を封じ込める・・・と言うような感じだろうか。
しかし、逆からみてみると、「保守勢力」が人権侵害を主張して「左翼」の意見を封じ込める。この点につきどうも「保守勢力」のほうからは「左翼」の意見を言う場を守れと言う声が聞こえにくい。言ってるのかもしれないが、やはり聞こえにくい。
例えば「親中的立場」を主張すると、およそ「反論」とはいえないレベルの「抽象的」なマイナス評価を下して「親中的立場」のものの政治的意見を「封殺」せんとする。それをなんと「人権」を守るためにの人権法案を用意した政府に属する(管轄は違えど)大臣やら与党幹部から出る。本来なら「私は親中的立場は取らない。理由は何々である。しかしあなたが意見を表明する場を政府が責任を持って守る。」これくらいの言葉が出るのが当然であろう。
こんな政府に、「人権を守る能力」があるとは思えない。当然その政府を構成する政党にもろ手を挙げて賛成してる方々に「人権」を語る資格はあるのだろうか。
くどいかもしれないが、そもそも「人権とは何か?」と言うことを、「保守」を自認する人はどこまで検討してきたのだろうか?ややもすると日本という国で「人権」を主張すると「反日的」だのという抽象的な「野次」しか飛ばしてこなかったか?その点をまずは反省することからはじめるべきだろう。
少なくても、今の段階の「人権法案」を成立させることは、TORA氏とは違う角度からではあるが、反対である(結果は同じかもしれないが)。
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