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(回答先: 衆議院総務委 NHK予算承認[NHK]【15日夜11時15分から午後の質疑の録画放映】 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 3 月 15 日 22:03:48)
http://www.asahi.com/politics/update/0315/010.html
NHK予算案、賛成多数で承認 野党3党は反対 衆院委
2005年03月15日21時54分
NHKの05年度予算案は、15日の衆院総務委員会で自民、公明両党の賛成多数で承認された。民主、共産、社民の野党3党はこの日の審議を通じて、NHKが報道機関としての独立性を保つことへの確約がなかったなどとして反対した。全会一致での承認が慣例となっていたNHK予算案に、野党各党がそろって反対する異例の結果になった。
予算案承認の全会一致が崩れたのは97年以来8年ぶりで、野党第1党が反対したのは90年の社会党(当時)以来。予算案は週内にも衆院本会議で承認され、参院でも衆院同様に1日間の実質審議で採決され、暫定予算案を組まない形で承認される見通しだ。
民主党は、審議を通じて、NHKが番組内容の政治家への事前説明をやめるなど、報道機関としての独立性を示せるかどうかを見極めたうえで予算案への賛否を判断するとしていた。
しかし、この日の審議でNHKの橋本元一会長は「外部の介入を受ける余地があってはならない」としながらも、事前説明そのものについては「番組の説明を事前に行う中で、当方から伺いを立てるような姿勢は好ましくない」と今後の継続に含みを持たせた。これを受け、民主党は予算案への反対を決めた。
岡田代表は記者会見で「政治との関係について中立性、独立性を保てる自己改革をすべきだ。事前説明に反応があって、それで番組の中身を変えることになれば、当事者が何を言い繕おうと政治圧力で変えたことになる。悪弊はやめた方がよい」と述べた。
総務委は予算案承認の際、NHKに信頼回復を強く求める付帯決議を全会一致で採択した。
一方、NHKの和崎信哉理事は3月末で受信料の不払い・保留が70万件に達する可能性があることについて「収支均衡予算を実現させたいが、受信料収入が予算を下回る状況が見えてきたら経費節減をやらざるを得ない」と述べた。
2005年03月15日21時18分
01年1月30日に放送された教養番組の改変問題に関連し、NHKの橋本元一会長は15日の衆院総務委員会で、政治介入について「なかったと考えている」と改めて説明した。塩川鉄也氏(共産)の質問に答えた。
また、塩川氏が「事前に中川昭一衆院議員に、事前説明のためにアポをとったか」と質問したのに対し、NHKの宮下宣裕理事は「アポを取ったということはある」と答えた。NHKの役職員が放送前に中川氏の事務所を訪問したかとの質問に対しては否定した。
この問題については、月刊誌「文芸春秋」3月特別号が「(放送前日に)面会の約束が入っていたが、当日、中川氏側がキャンセルした。ダメ元で議員会館を訪れたが、やはり中川氏は不在だった」などと報じ、中川氏とNHK側はともに否定していた。
また、放送前日に松尾武放送総局長(当時)とともに国会議員に面会した野島直樹理事は、この日の委員会で、政治家との面会直後にNHK局内で開かれた番組の試写に同席していたことを認め、「感想のようなことは言ったかもしれないが、意見のようなものは言わなかった」と述べた。塩川氏の質問に答えた。番組を計4分間削るなどの手直しはこの試写後に行われていた。野島理事は当時、国会担当局長で、番組制作に携わる立場ではなかった。