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@首相、性教育教材「問題だ」 参院委答弁で批判(朝日新聞)
小学校の性教育の授業で使われた教材の是非が、4日の参院予算委員会で取り
上げられた。自民党の山谷えり子氏が性行為を図解で示した教材などを例に認識
をただした。小泉首相は「初めて見たが、ちょっとひどい。問題だ。こんな教育
は私は子どものころ受けたことはない」と述べ、行き過ぎだとの認識を示した。
山谷氏が取り上げたのは小学校低学年・3年生の教材。首相は「性教育は我々
の年代では教えてもらったことはないが、知らないうちに自然に一通りのことは
覚える。ここまで教える必要があるのか。教育のあり方を考えてほしい」と批判
した。
中山文科相も「子どもたちの発達段階に応じてきちんと教えるべきだ。行き過
ぎた性教育は子どものためにも社会のためにもならない」と答弁。全国調査を検
討する考えを示した。
また、男女共同参画担当相の細田官房長官は「社会的・文化的性差の解消」を
意味するジェンダーフリーという言葉について「政府は使っていないし、社会的
に定義を示すことはできない。できるだけ使わないことが望ましい」と述べた。
http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY200503040375.html
(03/05 01:33)
東京の七尾養護学校での性教育が産経新聞や愛国議員によってたたかれてきま
したが、ついに小泉首相も公然と叩きはじめました。「性教育は自然に覚える」
などというのは暴論そのものだと思います。細田官房長官のジェンダーフリーの
否定も大きな踏み込みだと思います。