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平和憲法をアピール 弁護士が「9条の会」
平和憲法を守ろうと、県内の弁護士133人が18日、「兵庫県弁護士9条の会」を結成した。今後、自衛隊の海外派遣や改憲などにかんする質問に答える電話相談を開設。住民集会などへ講師を派遣し、現行憲法の重要性を訴える。
(金川 篤)
この日、神戸市中央区で開かれた結成総会には、約百二十人が参加。「集団的自衛権の名のもとに日本を海外の戦争に参加させてはならない」などとするアピールを採択した。
また、「憲法は押しつけられたか」などの著作で知られる評論家の加藤周一さんが「軍事力で平和を守れるか」と題して講演。「人権、平和、民主主義の三つは密接に絡み合っている。平和が崩れれば、人権が抑制され、民主主義も成り立たない」と話した。
電話相談「憲法9条110番」は第一回目として来月九日の開設を予定。その後、毎月九日に設ける方向で検討している。「憲法九条があるのに、なぜ自衛隊や米軍基地が存在するのか」といった身近な疑問に法律家が答える。
住民の勉強会や子どもの集会に弁護士を派遣する「出前講義」も計画。小冊子やワッペン、ホームページなどを制作し、訴えを広げていきたいとしている。
五月三日の憲法記念日までに、さらに弁護士約百人の参加を募る考えだ。事務局の羽柴修弁護士は「特に若い世代にアピールすることを重視している。集会などの取り組みを強めていきたい」としている。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0219ke78470.html