現在地 HOME > 政治・選挙8 > 756.html ★阿修羅♪ |
|
番組改変問題でNHKに再調査申し入れ 朝日新聞社
NHK特集番組の改変問題をめぐり、朝日新聞社は17日、本社の通告書に対するNHKの回答を不服として、再申し入れ書を送った。NHKの記者会見や報道の内容は虚偽だとして、さらに詳しく調査を行って真実を究明し、本社の名誉回復措置を取るよう求めた。また、本社の言い分を伝えないまま異例の長時間にわたってニュース放送を流した点についても、放送法やNHK番組基準に違反する疑いが強いと指摘し、今後繰り返さないよう求めた。
朝日新聞社は1月21日付の通告書で、NHKが開いた記者会見や一連の報道についての問題点を示し、訂正と謝罪放送を求めた。これに対してNHKは2月1日、「報道は正当だ」などとする回答をしていた。
再申し入れ書は、(1)NHKが1月19日の記者会見で、番組改変当時の放送総局長に、取材時の証言内容に反して、朝日新聞記事を否定する発言をさせた(2)公正中立であるべきニュースの中でNHKの言い分だけを伝えたり、「朝日新聞虚偽報道問題」との表題をつけて報じたりした――と指摘。記者会見や放送は本社の名誉と信用を著しく傷つける違法なもので、「極めて遺憾」とした。
また、取材に対して元放送総局長が面会した議員らの発言を「圧力と感じた」と明言していたことや、政治家との面会場所や言葉づかい、態度についても極めてリアルに述べていたことを指摘。元放送総局長の発言内容についてさらに詳しく調査するよう求め、「誠意ある回答がない場合には法的措置をとらざるを得ないことになる、という基本姿勢に変わりはない」との立場を示した。
(02/17 22:33)
http://www.asahi.com/national/update/0217/043.html