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[ 2005年02月02日 04時14分 ]
[ポートランド(オレゴン州) 31日 ロイター] アメリカのネオナチ政党がオレゴン州の静かな田舎道で
ゴミ収集のボランティアを行い、その代わりに道路に広告看板をとりつけたことで騒動になっている。
ポーランドのアウシュビッツで悪名高いナチ強制収容所の解放60周年を記念する式典が行われ、
年老いた生存者や世界の首脳たちが集ったのと同じ週、この事件は勃発した。
看板には「アメリカナチ党」と書かれており、「アダプト・ア・ロード(道路を養子に)」プログラムの一環と
して設置された。これは地元団体が道路のゴミ収集をすることを奨励し、代わりに小さな看板をつけると
いう仕組みで、アメリカ全土で広く実施されている。
オレゴン州サレムの静かな道路に取りつけられた看板には、ほかの白人至上主義団体
「NSM (National Socialists Movement)」のイニシャルも記されている。
マリオン・カウンティーの役員は、ナチ支持者がゴミ収集に参加することに対しては何もできないという。
彼らを締め出すことは、米国憲法修正第1条の言論の自由を侵犯することになりかねないからだ。
「私のところだけでも、少なくとも30件の苦情が来ています」マリオン・カウンティー理事会の上級政策
顧問ダン・エステスさんは言う。「大ひんしゅくを買うことはわかっています」クー・クラックス・クランは、
ミズーリ州にある道路の一部を「養子」にした。アメリカの裁判所は、いくつかの法廷闘争の末、
白人至上主義団体を道路掃除プログラムから締め出すのは言論の自由の侵害だという判決を出した。
アメリカナチ党もNSMも、取材申し込みにすぐには応答しなかった。
エステスさんによれば、ふたつの看板の設置に使われた税金は500ドル(52000円)程度。もしこれらが
破壊された場合、スポンサー団体が看板の再設置にかかる費用を払うことになる。このプログラムに
参加する団体は、1年に2回はゴミ収集をしなければならない。参加団体は社会に認知されている組織で
なければならないが、たいていの場合はボーイスカウトや市民団体である。
[日本語訳:野中モモ]
この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております。
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