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http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__986017/detail
昨年11月の日朝実務者協議で、日本政府代表団の団長を務めた薮中三十二アジア大洋州局長(当時)が、拉致被害者の横田めぐみさん=失踪当時(13)=の死亡を前提とした上で、“遺骨”返還の念書を北側と交わしていたことが14日、分かった。
元工作員の証言などから、めぐみさんが生存している可能性が高いことが明らかになっており、北の言いなりの外交姿勢は今後、大きな波紋を呼びそうだ。
フジテレビの報道によると、薮中氏は日朝実務者協議での遺骨引き渡しに際し、2つの事項が記載された自筆の念書を作成したという。
念書は以下の通り(原文)。
1、横田めぐみさんの夫であるキム・チョルジュン氏より、めぐみさんの遺骸(いがい)を直接、私に渡されました。
2、これはめぐみさんの御両親に直接お渡しすることを約束します。また、公表はされないものといたします。
2004年11月14日 日本国外務省・アジア大洋州局長 薮中三十二
遺骨は代表団の帰国後、直ちに公表されたが、北側は信義違反と強く反発。これに対し、町村信孝外相は「家族の了解があれば公表する」との見解を示しており、念書以外でのやり取りもあったとみられる。
外務省幹部は「(北から)念書を書かないと渡さない、といわれたと聞いており、ほかに方法がなかったのではないか」と話している。遺骨はその後、DNA鑑定の結果、「ニセ物」だったことが判明している。
北側はめぐみさんについて、「平成6年、平壌49予防院で死亡」と主張しているが、その後、めぐみさんが金正日(キム・ジョンイル)総書記の息子の家庭教師をしているのを側近が目撃、金正日政治軍事大学で日本語を教えているのを元工作員が確認している。
めぐみさんの生存が濃厚となる中、政府側が「死亡」を前提に北側と交渉していたことは今後、議論を呼びそうだ。
拉致被害者、増元るみ子さん=失踪当時(24)=の弟で、家族会事務局長の照明さんは「官邸サイドが、めぐみさんの死亡を前提に情報を流していることは把握していた。北側の意向に沿って拉致問題を終結させ、日朝正常化交渉を進めたいからだ」としたうえで、「官僚が官邸の意に沿うのは当たり前とも言える」と話している。
★すべては戦略無き官邸外交に起因する。外務省は田中知事の言う通り、害無能省だ。小泉はその責任を取る気も能力もない。