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(回答先: 歴代首相にみる『9条』骨抜きの歴史 (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 12 日 15:55:43)
憲法調査会最終報告大詰め 共・社へ気配り課題 「委員会」にらみ与野党駆け引き
衆参両院憲法調査会による最終報告書の取りまとめ作業が大詰めを迎えている。両調査会とも五年間の調査結果を整理し、四月中旬にも報告書を両院議長に提出する。憲法改正手続きを定めた国民投票法案の国会提出や「ポスト憲法調査会」の行方をにらみ、与野党で微妙な駆け引きが行われている。
衆院憲法調査会(中山太郎会長)は二月いっぱいで論点ごとの自由討議を終え、来月の初めには報告書の取りまとめに入る。
ここへきて「護憲」に固執する共産、社民両党への気配りが大きな課題となっている。三日の憲法調査会で「九条『改正論が多数』最終報告に明記へ」という一部報道に対して、中山会長が不快感を表明したのも共社両党が「改正ありきの議論は調査会の趣旨に反する」と反発していることが背景にある。
報告書提出後の憲法調査会は憲法改正国民投票法案を審議できる「憲法委員会」(仮称)への「格上げ」を円滑に進めたいところ。共社両党の「憲法委ボイコット」を避けるためには、「報告書の取りまとめ方には慎重にならざるを得ない」(衆院憲法調査会関係者)。中山会長、枝野幸男会長代理(民主党憲法調査会長)を中心に、調査会で出た意見をできるだけ忠実に表現するよう協議している。
一方、参院憲法調査会(関谷勝嗣会長)は九日、与党側が報告書の編集方針について(1)テーマごとに論点を整理・類型化(2)各委員の意見と名前を記載(3)意見の一致点はできるだけ明示する案を提示したが、野党側は即答を避け十五日に再度協議することになった。
関谷会長は「二院制と直接選挙による参院議員の選出方法は堅持する」と述べているほか、「九条改正は多数意見というまとめ方になる。それ以外にまとめようがない。公明党も民主党もそれでいいのではないか」と発言。これに共社両党が反発、民主党も野党としての足並みに配慮したとの見方が出ている。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20050213/m20050213005.html