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(回答先: 小倉秀夫弁護士のブログにネット右翼大挙襲来しています 投稿者 らくだ 日時 2005 年 2 月 10 日 15:33:15)
http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/e/456151e288179410cdc385f365fd7c31
電子掲示板だって、その掲示板の趣旨やそのスレッドの流れに反して、第三者を誹謗するコメントを投稿することは眉をひそめられるし、掲示板の管理人の警告にもかかわらず同じことを繰り返せば「荒らし」として(特定の人のアクセスを禁止することが可能なシステムが採用されている場合)アクセス禁止措置を講じられても仕方がないというのは、多くの人の理解が得られることでしょう。
blogは電子掲示板よりも「開設者個人のもの」という意味合いが強いわけですから、コメント欄で第三者を貶める投稿がなされることをblog主が望んでいない場合、そのような不快なコメントを削除するのはblog主の権利です。
むしろ、第三者に対する誹謗中傷がコメント欄に掲載されているのを知りながらこれを放置するのはblog主の責任なので、特定の第三者に対する根拠の乏しい非難はできる限り削除しなければなりません(プロバイダ責任制限法第3条は、違法情報を知ったときには適切な措置を講ずることを求めています。)。コメントスクラムや個人情報さらしが怖くてこれを放置するのは、正しくないのです。
削除した場合はその理由を述べよという方もおられますが、既にリタイヤされた方や暇な学生さんならともかく、普通の人にはそんなにblog管理に費やす時間はありませんから、理由を述べる時間ができるまで削除を我慢していたら適切な措置を取り損なってしまいますので、とりあえず第三者に対する誹謗中傷は見つけたらできるだけ早く削除するべきであり、削除理由は暇ができたら説明すればよい(説明しなくともよいですが)ということができます。他人のblogのコメント欄に投稿できるだけの環境を有しているものは、同じ内容を、自分でblogを立ち上げてそこで掲載することができる(無料ブログサービスなんていくらでもありますので)わけですから、自分の方針に合致しないコメントを削除しても、そのコメンテーターの表現の自由を侵害したという評価を下すべきではないといえそうです。
なお、「断定」ではなく「疑問」形式にしておけば印象操作・ネガティブキャンペーンにならないだなんてことは全然ありませんね。その程度のレトリックでごまかそうというのはいかがなものかと思います。