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「人間天皇」の苦悩描く ロ映画「太陽」初公開(共同通信)
http://www.topics.or.jp/Gnews/news.php?id=CN2005020901000284&gid=G07
【モスクワ9日共同】太平洋戦争で1945年8月に連合国側への無条件降伏を決め、46年1月に「人間宣言」を行うまでの昭和天皇が苦悩する姿を描いたロシア映画「太陽」(アレクサンドル・ソクーロフ監督)が8日、モスクワで報道陣に初公開された。
昭和天皇を俳優のイッセー尾形さんが演じた。試写会後の記者会見でソクーロフ監督は「天皇はヒトラーとともに戦争を始めたが、これを後悔し、国民を救うために最も困難な決定をした」と述べた。
「太陽」は同監督がヒトラー、レーニンに続いて「20世紀の権力者」を描く3部作の第3作。制作に8年を費やした。10日開幕するベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品される。
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昭和天皇の苦悩を再現=イッセー尾形さん主演映画完成−ロシア(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050209-00000726-jij-int
【モスクワ8日時事】昭和天皇の終戦前後の苦悩を描いたロシアの話題の映画「ソンツェ(太陽)」(アレクサンドル・ソクーロフ監督)が完成し、8日モスクワで試写会が行われた。
昭和天皇を主役にした本格的な映画が外国で製作されたのは初めて。イッセー尾形さんが天皇役を演じ、御前会議で明治天皇の御製を読み上げたり、マッカーサー連合国軍最高司令官との会見に臨んだりする熱演。全編、会話は日本語と英語で、サンクトペテルブルク郊外に設営された皇居のセットで撮影された。
映画では皇居内の重苦しい雰囲気や昭和天皇の私生活が描かれているが、史実の誤りや天皇のややぎこちない動作、米国人カメラマンが天皇を喜劇王のチャプリンに似ているとはやすシーンもあり、論議を呼びそうだ。皇后役は桃井かおりさんが演じた。
(時事通信) - 2月9日7時1分更新