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■「西武グループ・堤王国の崩壊」が、小泉など政治家の闇を明らかに?・・・
→ 栄枯盛衰は世の常とはいえ、強固と見られた「王国」と「王」ほど、その崩壊と没落の時はあまりにもあっけなく訪れる。
我々は過去、数々の企業及びトップリーダーの興隆と没落の歴史を見てきた。
西武流通グループの堤清二氏、ヤオハンの和田氏、最近ではダイエーの中内氏、三菱自動車とスリーダイヤ、巨人神話の
W氏も(?)、そして政界ではあの田中角栄氏とその末裔である橋本派・・・。
ここにきて残った異母弟の堤義明氏の王国が崩壊し始めている。
それとともに西武鉄道の創始者で先代の堤康次郎氏が戦前から戦後にかけて築いてきた政界ネットワークの一端が明らか
になる予兆が見えてきた。
その王国崩壊の余波から逃げるかのように、堤氏と距離を置き始めた政界のドタバタが露呈してきたという。
その代表は・・・小泉純一郎。
“陰の総理大臣”を自負する懐刀の飯島勲首相秘書官も、長年常宿としてきた赤坂プリンスホテルを昨年12月に引き払った
という。(『週刊新潮』H17.2/10号)
・・・ところで、今、栄華を極めるかに見える“法華王国”とその“王”が散るのはいつの頃になるだろうか?
そうそう、北の将軍様も忘れちゃいけないなぁ。
<堤前会長は今や、逮捕を逃れるためには、いかなる司法取引にも応じてしまいかねない心理状態だというのだ。
密室の取調室に身を置かれたとき、堤前会長が政治家との「蜜月の秘密」を洗いざらい供述してしまうのは避けられない
見通しである。> (『週刊新潮』H17.2/10号)
さて、「蜜月の秘密」を共有した政治家とは誰のことだろう?
■「小泉政権の命取り」となるか「西武・堤」との怪しい「蜜月関係」
『週刊新潮』平成17年2月10日号 P.29
<http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/>
<ベテランの政治ジャーナリストが解説する。
「小泉首相があれだけ頻繁にプリンスホテルに泊まるのはなぜなのでしょうか。おそらく独身の小泉首相を慮って、堤さん
がデートの場所を提供していると我々は見ています。私の取材では、堤さんがじきじきに迎えに出て、小泉さんの宿泊
するフロアにはボーイでもうっかり近づけないようにガードしているそうです。小泉首相がどんな便宜供与を受けていた
のか知るのは堤前会長だけです。」>
■『堤 義明 闇の帝国』 七尾 和晃 (著)
<http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334974740/ref%3Dmm%5Fsnpa%5F/249-5939225-2451527>
○出版社 / 著者からの内容紹介
2004年10月13日、堤義明コクド会長の辞任会見は、あまりに唐突で、予想をはるかに超える展開だった。
同年3月1日に発覚した、総会屋への西武鉄道の利益供与(商法違反)事件から7カ月、西武鉄道は突然、同社名義の個人株主が
コクドとプリンスホテルの実質所有だったとする、いわゆる「借名株」の事実を認め、発表したのである。堤氏は西武ライオ
ンズのオーナー職を含めたすべての役職を辞任、グループ経営から身を引いた。だが、堤氏辞任は事件の幕引きではなく、帝
国崩壊の始まりにすぎなかった――。(略)
○著者からのコメント
西武グループの闇の解明にすべてを注いだ二年間はあっという間に過ぎました。昨年暮れに表面化した「借名株」のルーツは、
戦後のGHQ統治にまで遡ることもわかり、西武の「闇の系譜」は復興期を凌ぎ、日本社会の見えない伏流水として脈々と現
代まで途切れることなく連なっていたのです。その黒い水脈を表に曝すべく、私は警視庁捜査員とともに血まなこになりまし
た。そして、ついに総会屋利益供与事件が公になったとき、私自身には職も金も何も残っていませんでした。
でも私は満足しています。渾身の力を絞りきった、それは深い疲れがもたらす限りない開放感に満たされていたからです。西
武グループの草創期を支えたある男の”悲しみ”に報いたいという一心だけが、西武事件の解明と本著に私を向かわせました。
この”悲しみ”こそは、私を含め、社会に生きるすべての人々に通じるものであろうと思います。本書に綴ったドキュメント
のすべての場面に貫かれた、そんな私の思いを感じつつ手にとっていただければ光栄です。
七尾和晃拝
■『淋しきカリスマ堤義明』 立石 泰則 (著)
<http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062127598/qid%3D1107786540/249-5939225-2451527>
○出版社 / 著者からの内容紹介
老いたり、義明!!
堤一族の興亡と堤商法の破綻 彼はどこで、何を間違えたのか!?
落日の西武王国!!
私が、西武グループの取材を始めて16年が過ぎようとしていた。その私が腰を抜かさんばかりに驚いたのは、義明が西武鉄道
の上場維持を決めたのは周囲に説得されたからだ、と答えたときだった。……私は、義明が西武グループ総帥としての自分を
見失っていると感じた。彼の強いリーダーシップと求心力は、もはや存在しないのか。かつては日本経済を牽引するニューリ
ーダーのひとりに挙げられた義明の姿を思い浮かべると、とても信じられなかった。そう思ったところで、義明が眼鏡をかけ
ているのに気づいた。西武グループのカリスマと畏怖された義明も、老いには敵わないということなのであろうか。