現在地 HOME > 政治・選挙8 > 556.html ★阿修羅♪ |
|
ミサイル迎撃 改正案全容判明
政府は、日本に向けて、例えば北朝鮮から弾道ミサイルが発射された場合、10分程度で着弾することが予想されることから、閣議などを省略して、着弾する前に即時に迎撃するため、自衛隊法を改正する方針で、その改正案の全容が明らかになりました。
それによりますと「防衛庁長官は、弾道ミサイルが日本に飛来するおそれがあり、人命や財産に対する被害を防止する必要があると認めるときは、総理大臣の承認を得て、自衛隊の部隊に対し、ミサイルを日本の上空で破壊する措置を取るよう命令することができる」としています。
また「事態が急変し、弾道ミサイルが突然、日本に向けて飛来して、総理大臣の承認を得るいとまもないような緊急の場合には、あらかじめ総理大臣の承認を受けている『緊急対処要領』にしたがって、防衛庁長官が自衛隊の部隊にミサイルの破壊を命令できる」としています。
政府はこの改正案について、与党側の了承を得たうえで、今週10日に閣議決定して国会に提出し、成立を目指すことにしています。