現在地 HOME > 政治・選挙8 > 367.html ★阿修羅♪ |
|
次の総選挙での政権交代をめざす民主党が、小選挙区の日常活動を強化するため、「青年リーダー」と「女性リーダー」を全選挙区に置くことを決めた。無党派層頼みの選挙から脱却し、ライバル・自民党流の選挙戦術も取り入れるのが狙い。党が目標に掲げる党員・サポーターの倍増(20万人)に効果的な行事を実行してもらう方針だ。
民主党は前回03年総選挙で177議席を獲得したが、小選挙区の当選は105人。執行部は「政権交代には170選挙区での当選が不可欠」(岡田代表)として、小選挙区の地盤強化を最優先課題に掲げている。小沢一郎副代表も「民主党は選挙区での日常活動が自民党と比べて足りない」と指摘している。
執行部が目をつけたのは、自民党候補の選挙運動や日常活動を支える支部・後援会の青年部や婦人部。それをヒントに、小選挙区の現職議員や公認内定者が、地方議員以外から青年リーダーと女性リーダーをそれぞれ指名。全国600人のリーダーを中心に、各総支部の日常活動を展開することにした。
各種調査で「民主党は女性に人気がない」とされることから、とくに女性リーダーの活動に重点を置く。民主党の会合と言うと、年金問題や男女共同参画社会など硬いテーマが目立ったが、専業主婦や独身女性を対象にした料理講習会やコンサートなど、女性が気軽に参加しやすい習い事や趣味の行事も増やす。
一方、党員・サポーター拡大策として、現職議員と小選挙区の公認内定者に新たに500人の獲得目標を設定する方針も決めた。ノルマという形で義務づけることはしないが、達成率が低い場合、公認取り消しも検討する。
(02/01 07:30)
http://www.asahi.com/politics/update/0201/002.html