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(回答先: 「松尾氏発言は自身の意思」NHK、朝日に回答書 [読売新聞] 投稿者 ピロジ 日時 2005 年 2 月 01 日 23:00:49)
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/02/01/d20050201000144.html
NHK 報道は正確正当と回答
朝日新聞は先月12日、4年前にNHK教育テレビで放送された番組をめぐって、自民党の中川昭一氏と安倍晋三氏が、放送前日にNHKを呼びつけて、政治的な圧力をかけ内容が改変されたと報道しました。これに対して、NHKは「そうした圧力はなく事実をわい曲している」として朝日新聞に謝罪と訂正を求めています。また、中川氏と安倍氏も「事実関係に誤りがあり、圧力もかけていない」とし、特に中川氏は、放送前に会った事実はないとして謝罪や訂正を求めています。この問題で、朝日新聞は先月21日、「NHKが開いた記者会見で当時の松尾放送総局長が取材の際の発言を翻し、意図的に書かれた誤報と決めつけて報道し、朝日新聞の名誉を著しく傷つけた。記事は正確だ」などとして、NHKに提訴を前提に謝罪と訂正を求める通告書を出しました。これに対して、NHKは1日、朝日新聞に回答書を送りました。それによりますと、朝日新聞が「NHKは会見を開き、記事に記載された松尾氏の発言は取材に対する発言と正反対であるなどと述べさせた」と指摘していることについて、NHKの回答書では「松尾氏の記者会見は、本人の要望に基づいて実現した。発言は、自らの記憶に基づいて述べられたもので、NHKが述べさせたものではなく事実と異なる」としています。そのうえで、松尾氏に再度確認したところ、「朝日新聞の記者に対して、『圧力はなかった』、『圧力は関係ない』と政治家などの圧力による番組内容の変更がなかったことを繰り返し答えた」としています。また会見の模様を報じたNHKのニュース報道に対して朝日新聞が疑問があると指摘していることについて、回答書では「一連の問題が、国民の重大な関心事であることを考えあわせれば、関与したとの疑惑を受けている松尾氏の発言を正確に伝えた報道は、公共放送としての役割を果たす正当なものである」としています。さらに回答書では、NHKが先月21日に公開質問状を出し、記事の真偽や取材方法への疑問を問いただしているものの、朝日新聞から正式な回答はなく、記事の具体的な根拠や裏付けを示すなど誠意ある回答をするよう改めて求めています。NHKの回答書について、朝日新聞社は「通告書は、元放送総局長の発言が記者の取材と全く異なることやニュース番組で、当社の言い分を無視したまま長時間にわたり自己弁護に終始する放送をしたことなどを指摘したもので、こうした論点について、回答書を精査したうえで今後の対応を検討する所存です」とのコメントを出しました。
02/01 19:33