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(回答先: 朝日新聞社発行のアエラと週刊現代がNHK問題特集の呉越同舟 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 1 月 31 日 20:57:46)
木村愛二さん、こんにちは。
わたしは、この問題「も」付け焼刃で、いろいろ言わせてもらっているけれど、
NHK政治部と自民党政治家の関係などは、業界人やちょっと詳しい人には
公然の秘密が山積みなのでしょう。
馬鹿で無知だった私などは、1991年の島桂次ことシマゲジの不祥事失脚を、
マスコミのシナリオどおり、特に極悪俗物の独裁会長がやりたい放題をして、
正義の味方、マスコミがそれを鋭く指摘したと考えていたのですが、
現実はなんのなんの、単なる権力闘争で、野中・朝鮮連合が、竹下派の威力を生かして
クーデターを起こした、というのが事実だったのでしょう。
昨朝のテレビ朝日では、島桂次=こう池会、海老沢=竹下派であり、
1985年の竹下のクーデターで二人の仲に亀裂が生じ、
島桂次が会長になってから、海老沢を左遷、それからそれほど時をおかずに島桂次は失脚、
ドラマ畑の川口が会長職につき、そのもとで海老沢が呼び戻され、復帰したということ。
それには野中が精力的に動いていたようですね。
テレビ朝日はさすがに犯罪的報道を続け、海老沢の復帰は川口の意思だと捏造報道、
つじつまが合わないことはなはだしい。
左遷のときは政治対立を原因としながら、突然の島桂次の失脚、海老沢復帰には
野中の「野」の字どころか、竹下派のうごめきに一言も言及しない。
海老沢の権力の源が野中であり、野中の失脚と海老沢の凋落が無関係ではない、
ということを朝日はとにかく隠したいようだ。橋本派を強調し、
野中とその後ろにある勢力は徹底的に隠蔽しようとする朝日なんですね。
今回のNHKの海老沢失脚劇は、こう池会→竹下派(野中)から森派(小泉、安倍、森)
へといったように、NHKの主導権が移行することを阻止したい勢力がしかけたことは
十分考えられ、その主導的役割は創価学会と考えるのが権力闘争の常道であろう。
現在、日本の権力を2分しているのは、創価学会と森派であることは明白で、
今までのような自民党内でのNHKの主導権のたらい回しを阻止し、与党である公明党と
一体の創価学会が、自らNHKの実権を握りたいがために、朝日、左翼使いパシリにして、
記事にさせたことということでしょう。
そりゃ、左翼朝日にしてみれば、安倍に近い人間がNHKの実権を握るかもしれない、
なんて情報を流されれば、捏造でも何でもしてやろうと思う人間はたくさんいるのでしょう。
「犬作、敗戦、始動」というコピーフレーズの現実化の手始めがNHKの会長人事抗争だと
見て間違いないと思います。
民主党の安住博はNHKの政治部出身のようですね。こいつが、昨日のタックルに
出てこなかったことは、問題のありかを大いに物語っているのでしょう。
彼がクリーンであれば、ここで出てきて大いにしゃべるなのに、彼は出てこなかったし
ビデオで発言すらしなかった。以前に出演して核心をついた発言をしていたのなら
申し訳ないが、彼自身もNHKにおいて、何らかの政治的うごめきをしていたことは、
現実問題としてないわけがない。本気で改革したいのなら、このような人物が、
己のやっていることもぶちまけて、改革を目指し、政治家ではなく、所有者たる国民、
受信料納付者が、経営に参画できる新機構確立ための行動を起こすべきなのに
そのようなつもりはないらしい。このままではまったく今までどおりで、新しく力を持った
ものが、
マスコミを使って現勢力をつぶして、自らが後釜について政治癒着の限りを尽くし
自らの権力維持に利用する、という単なるありふれた汚らしい現実が、続くだけだということでしょう。
NHK内部でも、創価学会の息のかかった隠れ信者などが、幹部に現れてきているころでしょう。
この事件を国民運動にしない限り、あらたなゴキブリがNHKを牛耳るだけのことは
目に見えているということです。