現在地 HOME > 政治・選挙8 > 284.html ★阿修羅♪ |
|
------------------------------------------------------------------------------
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050129i113.htm
----------------------------------------------------------------------------
現指導者には理想も信念もない…故趙氏、昨夏語る
【北京=佐伯聡士】
ニューヨークに本部を置く人権団体・中国人権は28日、趙紫陽・元共産党総書記が2004年夏、北京市内の自宅を訪ねた友人に対して語った内容の記録を発表した。
2時間近い面会で、趙氏は、胡錦濤政権や官僚腐敗の現状を厳しく批判したという。
趙氏は、1989年の天安門事件に関し、民主化運動が武力弾圧されなかったら政治体制改革は可能だったか、との問いに対し、「できなかった。こんなに大きな国、膨大な幹部、多くの人の利害に影響を及ぼす実力は私にはなかった」と振り返った。
趙氏はまた、「現職の指導者には(政治の現状を変えようとする)理想や信念がない。彼らは中国をどこに導くべきかわかっていない」と批判。「胡錦濤(総書記)と温家宝(首相)に政治体制改革に対する考えがあったとしても、多くの既得利益者の恨みを買うことは難しい。どうしようもない」とも語った。
趙氏はさらに、腐敗について、「共産党があらゆる資源を握っているという基本的事実は変わらず、腐敗は抑制できない。中国のように深刻な国は世界でもまれだ」と語った。
中国人権は、この記録は趙氏のブレーンだった陳一諮・元国家経済体制改革研究所所長(米国在住)を通じて入手したとしている。
趙紫陽 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%99%E7%B4%AB%E9%99%BD
天安門事件 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%9B%9B%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6