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http://www.kanalog.jp/news/local/entry_4246.html
平和憲法と表現の自由、民主主義を擁護しようと、メディア関係労働者でつくる「日本マスコミ文化情報労組会議」(MIC)と「日本ジャーナリスト会議」(JCJ)は二日、ホームページ「憲法メディアフォーラム」を開設した。両団体所属のジャーナリストらが、憲法をめぐる最新の動きや問題点を発信していくとともに、市民との連携の場とする。同日、都内で記念集会も開き、フォーラムを拠点にさまざまな取り組みを進めることを表明した。
両団体は、自衛隊のイラク派遣や、憲法九条改正、メディア規制の動きなどは「日本を文字通り『戦争ができる国』にしてしまう。民主主義の破壊」と分析。これに抗するために、ジャーナリスト同士、ジャーナリストと市民との連携が必要だとして、ホームページ開設を決めた。
ホームページには、新聞や放送で報道された憲法をめぐる主なニュースを紹介したり、平和のための集会・行事の告知や報告、所属ジャーナリストによる情勢分析、学者や文化人、各界著名人へのインタビューなどを掲載していく。また幅広く市民の意見や情報提供を求め、取材報道活動や具体的行動に結びつける。
同日は約百三十人が参加して記念集会「平和・護憲とメディアの責任」を東京・文京区の全水道会館で開催。元共同通信編集主幹の原寿雄さんが「草の根から平和憲法論議を起こそう。再び翼賛報道の歴史を繰り返してはならない」などと問題提起した。
パネルディスカッションでは、新聞、出版、民放労組の代表らが「ジャーナリストは良心的であるだけでは駄目だ。良心を発動しなければならない」と指摘したほか、「ジャーナリストも市民の運動によって守られ、積極的な姿勢を持つことができる」と市民の支えの重要性を訴えた。
フォーラムのアドレスは、
http://www.kenpou-media.jp/
◆日本マスコミ文化情報労組会議 新聞労連、民放労連、出版労連、映演労連、広告労協、音楽ユニオンなどメディア情報関係労働組合の会議体。
◆日本ジャーナリスト会議 「再び戦争のためにペン、カメラ、マイクを取らない」を合い言葉に結成されたジャーナリスト組織。会員は約八百人。