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明るくて「豪華な食事」…お役人は変わらぬ生活
ニアス島行政当局者ら
巨大地震で壊滅的な被害を受けたニアス島の地方行政当局者らが被災地にもかかわらず、
普段と変わらない「お役人生活」を送っている。被災住民が食糧不足を訴える中で、災害対策本部
には明かりがつき、フォークとナイフで豪華な食事を取っていた。
グヌンシトリに設置された対策本部には、中央政府当局者や外国非政府組織(NGO)など多くの
救援関係者が足を運ぶ。だが、被害のデータを取りまとめたものはなく、何の対策も講じられていない。
政府から派遣された保健相と社会相が到着したものの、地元有力者へのあいさつなどで3時間を
つぶした。シンガポールのヘリコプターが負傷者をピストン輸送する一方で、インドネシアのヘリは
閣僚の現場視察に使われた。
インドネシア地方行政の腐敗ぶりは内外で有名。当局者が一般市民に比べて裕福な生活を送るの
は当たり前という風潮がある。バイクタクシーの運転手(35)は「政府に期待はしていない。ただ、
頼りになる外国人の活動を制限するのはやめてほしい」と嘆いていた。(時事)
ZAKZAK 2005/03/31
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